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祈祷会メッセージとお祈りの課題

主を仰ぎ見る 2020年11月11日 祈祷会

各ご家庭での祈祷会に感謝します。どうぞ教会のこと、皆様のこと等覚えてお祈り下さい。皆様の祈祷会が祝されますようにお祈りしております。

賛美 新聖歌421 ここに主はまして

動画をアップロードして下さっている方に感謝です。

お祈り

  • 週の前半の歩みが守られたことの感謝。
  • 祈祷会を持てる感謝と、お祈りを導いて頂けますように。
  • 同じように家庭で祈祷会を守っておられる皆様のために。

賛美 新聖歌427 ただ主を

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聖書

主よ 御手をもって人々から 相続分が地上のいのちであるこの世の人々から 私のたましいを助け出してください。あなたの蓄えで 彼らの腹は満たされ 子たちは満ち足り その余りを さらにその幼子らに残します。しかし私は 義のうちに御顔を仰ぎ見 目覚めるとき 御姿に満ち足りるでしょう。

詩篇17:14-15

メッセージ

詩篇17篇は神様への訴えで始まります。「主よ。聞いてください。正しい訴えを。(17:1)」と言って始まります。この詩篇の作者は神様の言葉を守り、悪い道を避けて、正しく歩んでいました。ですから神様に正しい裁きを訴えています。悪いものから守ってくださるようにとお願いしているのです。確かに神様は正しい者の訴え、祈りを聞いてくださいます。

私たちは祈るときに、何を求めて祈るでしょうか。自分の生活が守られるように祈ります。健康が守られるように祈ります。それらの祈りは大事な祈りです。神様は私たちに必要なものを必要なだけ備えてくださいます。神様は私たちを十分に祝福してくださいます。では私たちは神様からの祝福を求める祈りの背後にどんな価値観を持っているでしょうか。この詩篇の作者は、この地上のどのような祝福よりも、神様というお方を求めていました。詩篇17:14には「主よ 御手をもって人々から 相続分が地上のいのちであるこの世の人々から 私のたましいを助け出してください。」と書かれています。人々は、この地上で受ける相続分、つまり祝福こそが自分たちのいのちであると考えています。毎日食べることができるご飯や、着るための服、住むための土地、それらは私たちの生活必需品です。現代社会で人が生きていくために絶対的に必要とされているものです。自分が生きていくために、いのちを繋いでいくために絶対必要であると考えています。

しかし17:15を見ると詩篇の作者はそれらではなく、神様を仰ぎ見ると書いています。「しかし私は 義のうちに御顔を仰ぎ見 目覚めるとき 御姿に満ち足りるでしょう。」この詩篇の作者は、生きていくために絶対必要と言われる物よりも、神様ご自身を仰ぎ見ることができるということのほうが重要と考えます。この詩篇の作者は、自分の悩み苦しみ、葛藤の原因はここにあると考えていたようです。自分の目が神様ではなく、地上における物質的な豊かさや、自分の健康、生活の安定などに向いた時、苦しんだり悩んだりすると思ったようです。ですから、世の人々のように物質的なことに思いを集中するのではなく、神様に集中できるように守ってくださいと祈っているのです。

この地上生活においては苦しみ、悩みがあります。神様が私たちに必要と思っておられる分よりも、さらに多くのものを私たちが望むからです。満ち足りていないという感覚が常にあるので、私たちは悩み、苦しみます。そうではなく私たちは神様に思いを寄せたいと思います。神様は私たちのいのちを守ってくださいます。また後には栄光の御国へと招いてくださると確かに約束して下さっています。ですから私たちは神様に希望を持ち、神様の与えてくださっている日々を感謝して過ごしたいと思います。神様は確かに私たちに必要十分な祝福を、それも他の方々と分かち合うことのできる祝福を与えてくださいます。

お祈りの課題

  • 昭島教会に集う方々、ご家族のために
  • 最近、初めて来られた方々、久しぶりに来られた方々のために
  • 新型肺炎で苦しんでいる方々のために。また困難の中、神様にあって助け合う事ができるように。
  • クリスマスの導きのために
  • 守谷教会のために

賛美 新聖歌465 キリストには代えられません

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主の祈り

天にまします我らの父よ。

ねがわくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。

我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪をおかす者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みに合わせず、悪より救い出したまえ。

国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

アーメン。

(出典:新聖歌)