「夫婦への日々の御言葉」著者:韓国教会情報センター金ハンアン牧師/日本語訳:姜泰進(日本ナザレン教団赤坂教会牧師)

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5月31日(水)

感情が先か、行いが先か

愛は、自然に伝わるものではありません。
言葉や行いによって表現することで始めて相手に伝わるのです。それがたとえ露店で買ったイヤリングの贈物であっても、表現されない愛の感情よりずっと深い感動を相手に与えます。

人は、与えられた時に相手に対する愛の感情がわいてきます。愛があっても与えなければ意味がありません。愛は、先ず与える事から始まるのです。与える家庭は、常に新しい風が吹きます。そして、その愛の空気が満ちあふれる時、対話が柔らかくなり、行動が実るのです。

あなたも、この与える愛を実践してみませんか?

神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。
それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の 命を得るためである。

−ヨハネ3:16−


5月30日(火)

初めが肝心、夫の躾け方

「三つ子の魂百までも」ということわざがあるように、何事も初めが肝心です。
立派な夫にするためにも、結婚当初の関わり方が大変重要です。最初にしくじると、一生後悔することになります。以下に、夫の躾け方を紹介しましょう。

1.夫婦で共に聖書を読み、祈る事を原則とする。
2.乱暴な言葉は使わせないようにする事。
3.就寝や起床は、夫婦が一緒に行うよう習慣づけさせる事。
4.出勤する際は、きちんと挨拶する事を心がけさせる事。
5.夫に義務づけた役割は責任を持って果たさせる事。
6.家計の財政や運用、管理は主に妻が担う事を了解させる事
7.家事に関する話し合いは、常に対等な立場で行うよう申し合わせる事。
8.料理への悪評は、初めに止めなければ習慣化します。
9.祝日は、家族サービスにつとめさせる事。
10.仕事帰りに、たまにはお土産の一つでも買って来るようにさせましょう。

「そうすれば、あなたの身を健やかにし、あなたの骨に元気を与える。」 

−箴言3:8−


5月29日(月)

愛のともしび

覚えていますか?愛のウェディングマーチが響き渡ったその瞬間を。二人の門出を祝し、親族や友人たちが見守る中で、結婚の誓いが厳かに交わされた瞬間のことを。そして、その時、司式の壇上にロウソクの炎が灯されていた事を。

忙しい一日を終え、食卓に着く時に、その時の炎の明かりを思い出して,ロウソクを灯してみましょう。妻が愛しく、また、夫が頼もしく見える事でしょう。

また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。
むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。

−マタイ5:15−


5月28日(主日)

愛のパンの分かち合い

今の時代、食べるものがなくて餓死する人がいる、と聞いてもなかなか実感がわかないかも知れません。しかし、実際そのような悲惨な状況が世界各地で起っています。千円あれば一人の子どもが一ヶ月間食事を得る事が出来るそうです。

私たちも、身近なところから、彼らに「愛のパン」を分け与える運動を始めて見ませんか?買い物の時にできた釣り銭などをとっておき、食事前、家族がそろったときに集めましょう。そして、まとまった金額は、援助団体を通して送りましょう。その「愛のパン」が、日々の糧に恵まれない人たちと共に分かち合う為に用いられる事を祈りつつ....。


「あなたの手に善をなす力があるならば、これをなすべき人になすことをさし控えてはならない。」

                                 −箴言3:27−


5月27日(土)

私のせい

「結婚はゴールではなく、出発点である」と言います。全ての問題が結婚によって解決するのではなく、却って結婚によって新たな問題が出て来ます。
結婚したばかりの頃は「この人こそ、私が捜し求めてきた理想の人!」と思いますが、時間が経つにつれ「こんなはずではなかった」という不満がでてきます。

なぜでしょうか。それは、誤解や錯覚の目で相手を見るようになるからです。それまでは、さほど気に留めていなかった相手の欠点が非常に大きく見え、逆に、長所はおぼろげになってしまいます。そして、常に「あっちが悪い」と、相手に全ての責任を転嫁し、自分自身の過ちは、まことしやかな言い訳をもって正当化してしまいます。

その結果、様々な状況で夫婦の不和が生じるのです。そのような結婚生活の問題点を解決する方法は、一つしかありません。それは、「私のせい」と認めることです。

なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。」

 −マタイ7:3−


5月26日(金)

新婚旅行、記念旅行

結婚記念日は固定した記念日です。その日は、夫婦にとって忘れられない日です。毎年一回くらいは、結婚を記念して夫婦で共に祝う計画を立ててはいかがでしょうか。例えば、一泊二日くらいで旅行に出かけてもいいですね。

都市郊外にある山荘や、海、或いは温泉など。可能であれば新婚旅行で訪れた場所に行き、二人が宿泊したホテルの部屋を予約しておくとよいでしょう。準備の段階でも、夫婦が共に協力し合う事が大切です。

その旅行を通して今までの結婚生活を振り返り、問題点を話合う事ができ、未来に対する展望の機会となる事でしょう。そして、過去の確執をなくし、新たな結婚生活へのステップを踏む事ができるのです。

一年間胸にしまっておいた様々な思いが、旅の楽しみの中で解け去る喜びを感じる事が出来る事でしょう。

「いちじくの木はその実結び、ぶどうの木は花咲いて意て、かんばしいにおいを放つ。
わが愛する者よ、わが麗しき者よ、立って,出てきなさい、

−雅歌2;13


5月25日(木)

覚えよう!家庭の教育憲章

旧約の福音書と言えば、イスラエル民族の教育憲章といわれる「シェマ」です。

もしも、まだ申命記6章4節から9節の内容を覚えていないとしたら、今からでも遅くはありません、夫婦で一緒に覚えましょう。どちらが先に暗唱出来るか、夫婦で競ってもいいですね。負けた人が勝った人にサービスをするという条件つきで。

「イスラエルよ聞け。われわれの神、主は唯一の主である。あなたは心をつくし、精神をつくし、力をつくして、あなたの神、主を愛さなければならない。きょう、わたしがあなたに命じるこれらの言葉をあなたの心に留め、努めてこれをあなたの
子らに教え、あなたが家に座している時も、道を歩く時も、寢る時も、起きる時も、これについて語らなければならない。またあなたはこれをあなたの手につけてしるしとし、あなたの目の間に置いて覚えとし、またあなたの家の 入口の柱と、あな
たの門とに書きしるさなければならない。」 申命記6:4

 


 

5月24日(水)

彼女こそあなたの妻です

賢い女とは様々なところに優れた才能を備えられた人でしょう。

家族をこよなく愛し、日々、与えられた役割を忠実に全うする妻。毎日繰り返される家事も不平なく感謝の心で行い、一人の夫を愛し、言葉と行動で示す妻。

悲しい時こそ笑顔を見せ、疲れた時には讃美を口ずさむ、鉄のような強い意志を持った妻、彼女こそあなたの妻です。

「わが子よ、悪者があなたを誘っても、それに従ってはならない。」  

箴言31:10


5月23日(火)

入りにくい家

イエス様を信じる人の中には、自分の私生活を他人に知られるのを嫌う人がいます。
そのような人の家は、親族や友人の出入りもなく、子どもの友だちが遊びに寄る事もありません。

そのうちイエス様も「あなたの家は敷居が高くて入りづらいのだ」と言われるかも知れません。

入りやすい家には、笑いの声が絶えません。いつ訪れても歓迎され、温かく迎え入れられます。食卓には、家族以外の人も楽しく座れる場所があります。

私たちの家庭が、そのようなキリストの共同体となる時、イエス様もそこに留まりたくなる事でしょう。

旅人をもてなすことを忘れてはならない。このようにして、
ある人々は、気づかないで御使たちをもてなした。

−ヘブル13:2−


5月22日(月)

セックスの目的は?

もしも神様が、セックスを単なる種族保存のためだけに人間に与えたのだとしたら、強い性的欲求や興奮やオーガズム(性行為における快感の絶頂感)を何度も、しかも頻繁に感じるようにはしなかったはずです。

性行為の楽しみは神様から与えられた贈り物です。結婚した夫婦がその楽しみを味わうとしても、罪の意識を感じる必要はありません。

子孫を残す事も、夫婦が楽しむ事も、どちらもセックスの目的としてなくてはならないものです。どちらか片方に偏ってしまうなら健全な夫婦生活に困難をきたす事になるでしょう。

「それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。」 

−創世記2:24−


5月21(主日)

花のある日

今日を花の日に決めて、家の中をたくさんの花で飾ってみませんか?

花瓶がなければ、きれいなガラスのコップでもいいでしょう。
色とりどりの花を花瓶にさして、家のあちこちに置いて下さい。

寝室、子ども部屋、浴室、キッチン、居間、玄関、などなど。
花の香りが私たちを包む時、溜まっていた疲れが癒されるのを感じる事でしょう。そして、新しい力が生じ、希望が湧いて来ます。

そんな素敵な体験をしてみませんか?
「どうして今まで気がつかなかったんだろう」と不思議に思う事でしょう。
さあ、素敵な一日を始めましょう!

「わたしはシャロンのばら、谷のゆりです。」  

−雅歌2:1−


5月20日(土)

子どもの声が聞こえますか?

子どもたちの声や訴えを受け止められない母と、子どもの声に何も反応しない父は、心の耳が聞こえない親です。子どもたちの訴えに耳を傾けましょう。
では、子どもたちは、何を訴えているでしょうか。

「私に神様の事をもっと教えて下さい。」

「私をもっと愛して下さい。」

「私を認めて下さい。」

「私もお父さんやお母さんの事を理解したいです。」

「私を温かい愛で包み、守って下さい。」

「私の話しを聞いて相談にのって下さい。」

「私が間違いをおかした時は、きちんと正して下さい。」

「私の必要を満たす、頼れる人になって下さい。」

「人生の先駆者として、私によいアドバイスを与えて下さい。」

「喜びも悲しみも共に分かち合う友だちになって下さい。」

「聞く耳と、見る目とは、ともに主が造られたものである。」 

−箴言20:12−


5月19日(金)

浮気する夫を持つ妻への提言

浮気をする夫にとっては、ほんの出来心かもしれませんが、浮気された妻にしてみれば、煮え湯を飲まされたに等しい苦しみです。しかし、「熱を持って熱を癒す」ということわざのように、苦しみは、苦しみによって防ぐほかありません。

1.浮気が発覚しても、他言していない旨を夫に伝え、安心させる事。

2.妻の実家にも告げ口しない事。

3.夫の友人や、職場の同僚に助けを求めないこと。

4.涙を持って神様に祈り求めること。

5.夫の家族にも黙っている事。

6.相手の女性に怒りをぶちまけに行かない事。

7.打ち明けられた浮気の相談話は絶対に他者に漏らさぬ事。

8.どんなに虫の居所が悪くても、夫に対して平素よりも優しく接すること。

9.家庭の雰囲気や食事のメニューを夫に合わせて変えてみること。

10. 以上の事を行った上でも,夫が浮気を止めないようなら,子どもたちを連れて、さっさと実家に帰りなさい。

子供らよ、今わたしの言うことを聞き、わが口の言葉に耳を傾けよ。
あなたの心を彼女の道に傾けてはならない、またその道に迷ってはならない。

−箴言7:24〜25−


5月18日(木)

叩くべきか否か

親が権威を失えば、塩気をなくした塩と同じです。最善の方法を駆使して、親の権威を維持しなければなりません。その為の「むち」は時として必要です。

1. 子どもが公然と反抗したり、口答えをした場合、その場で厳しく罰する事。

2.  必ず前もって警告し、「なぜ叩くのか」を知らせる事。

3.  叩くときには、本人に痛みが伴うようにする事。

4.  叩きながら笑ったりふざけたりするのは禁物です。

5.  愛するがゆえに叩くのだということ、誤った行動は常に苦痛が伴うということを覚えさせなければならない。

6. 叩かれた後で反省を示したなら、抱きしめる等して、赦すことを行動で伝えましょう。

7.  習慣的に叩いて叱ってはなりません。

8.  怒りにまかせて叩く事はせず、理性を持って行う事。

9.  絶対に、叱るべき原因以外の理由(以前の過ちなど)で叩かない事。

10.ところかまわず叩くのではなく、叩くべき場所をわきまえる事。

傷つくまでに打てば悪い所は清くなり、むちで打てば心の底までも清まる。 −箴言20:30−

むちと戒めとは知惠を与える、わがままにさせた子はその母に恥をもたらす。−箴言29:15−


5月17日(水)

性器を触る子どもたち

子どもたちは、何でも新しいものを見つけようとします。そして、常に好奇心を満足させながら成長します。

性器を触ることも、初めはごく自然な好奇心からです。問題は、その行為を習慣化してしまう事です。

性器を触る原因としては、親子間のスキンシップが不十分である事が考えられます。そのような行為を見つけたら、慌てたり、叱りつけるのではなく、子どもを愛情深く抱きしめてあげましょう。そして、その機会を健全な性教育に用いるとよいでしょう。

複雑な説明や、好奇心をより刺激するような話しは禁物です。その為には、親も健全な性教育の知識が必要不可欠です。

まちがってはいけない。「悪い交わりは、良いならわしをそこなう。」

−第1コリント15:33−


5月16日(火)

盗み癖のある子ども

所有欲は、人間の生まれながらの性質です。

あなたの子どもが母の財布や父のポケットからいくらかお金を盗んだどしても、驚く必要はありません。

あなたが子どもの時の事を思い出してみて下さい。子どもが過ちを犯した時に、厳しく咎めたり,体罰を加えたりするのは却って逆効果です。一時的には止むかも知れませんが、更に大きな問題へと発展する恐れがあるからです。

そのような状況が起った時は、「親の目はごまかす事は出来るが、決して神様の目を欺く事は出来ない。あなたが行った事を見て、神様はどんなに御心を痛めたでしょう」と、教え諭す必要があります。

子どもが盗みを働くよりも,子どもの行為に対する親の無関心の方が大きな問題です。

父や母の物を盜んで「これは罪ではない」と言う者は、滅ぼす者の友である。

−箴言28:24−


5月15日(月)

親は看守ではありません

刑務所には看守がいて、受刑者の監視を行っています。

家庭の中で、親が看守となって、子どもたちを罪人として扱ってはいないでしょうか?
確かに、子どもは過ちを犯します。しかし、親もまた例外ではありません。親だからと言って、何ら虚勢を張る必要はありません。

そのような罪人のいる家庭の中に、罪のないイエス様も共にいて下さっている事を覚えましょう。

罪人が集まって暮らしている家庭刑務所が、イエス様が共にいて下さる事によって天国となるのです。

父たる者よ、子供をいらだたせてはいけない。心がいじけるかも知れないから。

−コロサイ3:21−


5月14(主日)

食事の注文承ります

このようなメモを家の中にある掲示板に貼ってみましょう。

食事の注文を承ります

日 時 :    月    日

内 容: 食べたい料理を記入して下さい

料金;食事のできばえにより、当日決定します

名 前
食 事 名
料理長へのメッセージ
     
     

              皆様の料理長○○○○より   

試しに、月に一度くらいやってみませんか?。
家族の好みを把握する目安になるのではないでしょうか。

すべての肉なる者に食物を与えられる者に感謝せよ、
そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

−詩篇136:25−


5月13日(土)

あなた、私はこんなことを願っています

あなたの言葉と行いに、愛の衣が着せられることを願っています。

私はあなたの最も近くにいる友でありたいです。

私はあなたが常に傍にいるという意識の中で暮らしたいです。

私は特別な者ではありませんが、私の才能を見出したいです。

私はあなたに体だけではなく、精神的にも認められたいです。

私はあなたと共に、清い愛を深めたいと願っています。

出会った頃の私たちのように、いつでも恋する気持ちをもって対話したいです。

出来れば私も均整のとれた体型を持ちたいと願っています。

怒られるより褒められたいです。

たまに自分の感情を発散させたいです。

感謝の一言が私にとっての力となります。

あなたが落胆した時に、力になってあげたいです。

あなたと共に信仰生活をすることが私の願いです。

わが花嫁よ、あなたのくちびるは甘露をしたたらせ、あなたの舌の下には、
蜜と乳とがある。あなたの衣のかおりはレバノンのかおりのようだ。

−雅歌4:11−


5月12日(金)

音楽のある家庭

音楽を通して、この世の如何なる学問にも勝る特別なものを得る事が出来ます。

音楽は、子どもたちの創造性を引き出し、自己表現する力を与えます。

音楽は、豊かな感情表現の伝達手段となり、喜びと満足をもたらせます。

音楽は、魂を神様へと向わせる導きの役割をします。

音楽は子どもたちに、美的・道徳的・知的・宗教的感覚を身につけさせます。

音楽は、言葉を越えた新しい対話を作り出します。

音楽は、人との交流の機会を提供します。

音楽は、神様との深い霊的交わりを可能にします。

讃美のない家庭は、聖霊なる神様の臨在がない事の証です。

喜びをもって主に仕えよ。歌いつつ、そのみ前にきたれ。  

−詩篇100:2−


5月11日(木)

クリエイティブな性生活を目指そう

性生活は、夫婦が新たに作り出す創造的な行為です。決してアダルト映画や官能小説などを用いた演習であってはいけません。それらのものは単純に、視覚的な刺激を与えるだけで、夫婦が作り出す創造の行為に代わることは出来ません。

また、一つ間違えば、精神的な幻想によって二人の行為に悪影響を及ぼしかねません。常に新鮮な気持ちで、新たな喜びを目指して努力する時、夫婦としての一体感を味わう事が出来、互いの心が愛によって固く結ばれるのです。

あなたの泉に祝福を受けさせ、あなたの若い時の妻を楽しめ。彼女は愛らしい雌じか、美しいしかのようだ。いつも、その乳ぶさをもって満足し、その愛をもって常に喜べ。わが子よ、どうして遊女に迷い、みだらな女の胸をいだくのか。       −箴言5:18〜20−



5月10日(水)

夫を喜ばせる為の十か条

1.家や自分を常にきれいにするよう心がける事。

2.明るく楽しい食卓を演出する事。

3.妻は聞き役になって、家族団欒のムードメーカーになる事。

4.夫や子どもを批判しない事。度が過ぎる褒め言葉も禁物。

5.夫や子どもを他人と比較してはならない。

6.家庭の問題は、夫に相談して決める事。

7.夫の収入に応じた支出計画を立てて生活を営む。

8.夫と子どものやすらぎの空間が家庭である事を忘れない事。

9.常に忍耐を持って、すべての事にのぞむ事。

10. 夫の長所を引き出し、短所は葬る事。

賢い妻はその夫の冠である、恥をこうむらせる妻は夫の骨に生じた腐れのようなものである。

−箴言12:4−


5月9日(火)

妻を喜ばせる為の十か条

1.妻に対する初めの愛と関心と表現を保ち続ける事。

2.受洗、婚約、結婚、誕生日など、妻の記念日を覚えておく事。

3.妻のおしゃれに関心を示す事。

4.妻の作った料理を誉める事。

5.何でも妻と相談し、話合って決める事。

6.たとえ冗談でも、妻のプライドを傷つけない事。

7.問題の前では、先ず夫が譲るべし。

8.家庭の経済は、妻を信頼して一任する事。

9.妻にも余暇を与える事。

10. 妻の健康に関心を持ち、苦楽を共にするよう努める事。

夫たる者よ、妻を愛しなさい。つらくあたってはいけない。 

−コロサイ3:19−


5月8日(月)

柔和な人とは?

1.私は、夫が外出する時や帰宅した時に世話をする事が楽しい。

2.夫を世話する健康が与えられていることが嬉しい。

3.常に感謝する生活を心がけている。

4.家族の中で誰よりも親切さがあると自負している。

5.親族に接する時は、特に配慮するよう努めている。

6.夫の友人たちを大切にしている。

7.夫の仕事仲間にも礼儀を持って接している。

8.親切は、うわべだけではなく、真心から行わなければならないと思う。

9.誰に対しても笑顔で接する事を忘れない。

10.炊事や掃除、洗濯など、家族に仕える事が、私にとっての喜びです。

 愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない。

−第1コリント13:4−


5月7日(主日)

父らしい父と父のような父

「父」は、神様が設計された家庭の最も大きな梁です。父の指導力は、子どもの人格形成にとって、なくてはならない重要な要素です。父を見ながら息子は男性のあり方を学び、娘は男性に対する認識を持ちます。

あなたは父のような父ではなく、父らしい父でしょうか。
あなたが妻を心から愛している事を、親族や友人たちも認めていますか?
あなたが子どもを心から愛している事を、周りの子どもたちも知っていますか?
あなたが家族の為に祈る事を、神様も知っていますか?

父たる者よ。子供をおこらせないで、主の薫陶と訓戒とによって、彼らを育てなさい。

 −エペソ6:4−


5月6日(土)

子どもに対する愚かな行動

1.小さな過ちでも体罰を与える事。

2.優しい言葉は使わずに、大声でまくしたてて、子どもの気をくじく事。

3.物心つかない乳幼児の行動は、無視してもよい。

4.子どもの立場で物事を考え、配慮する必要は無い。

5.子どもたちの前で親は決して過ちを認めてはいけない。

6.子どもは未熟だから、何でも親の言う通り行うよう強要する事。

7.行儀が悪くなる恐れがあるので、一緒に遊ばない方がよい。

8.常に多くのものを要求し,期待をかけて悩ませる事。

9.食事中に、その日の子どもの過ちを徹底的に叱る事。

10. 子どもに対して笑顔は見せず、関心のない行動を示す事。

主はこう言われる、公平と正義を行い、物を奪われた人を、しえたげる者の手から救い、異邦の人、孤児、寡婦を悩まし、しえたげてはならない。またこの所に、罪なき者の血を流してはならない。      

             −エレミヤ22:3−



5月5日(金)

その日の思い出

「神と会衆の面前で、私○○○○は、○○○○を妻(夫)とし、今よりのち、神の聖なる定めに従い、生涯変わることなく、善き時も悪しき時も、富める時も貧しきときも、病めるときもすこやかな時も、夫(妻)を支え、愛し、重んじることを誓います。」

二人が結婚した時の事を思い出して、結婚記念日の前日か、あるいは結婚記念日に、夫婦で結婚式のアルバムを開き、その時の様子を回想してみましょう。

結婚式当日の朝のときめき感、美容院でのこと、待合室でのこと、入場のときのこと、式場で緊張した瞬間、司式者のお話、笑と涙、喜びと感激など。

日々の生活の中で、お互いの足りなさばかりが目について、結ばれた時の感動が年月と共に薄らいでしまう事もあります。しかし、常に初めの愛に戻らなければなりません。

結婚式で誓い合った「誓いの言葉」を、その日を思い出して言ってみませんか?夫(妻)の目を見つめながら....

それゆえに、人は父母を離れてその妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである。

−エペソ5:31−


 

5月4日(水)

心が一つになっていますか?

感情は人と人をつなぐ架橋です。善い感情は心の傷を癒し、赦し、挑戦する新たな力を与えます。以下の面で夫婦が一つの心になる時、お互いの気持ちが通じる事ができます。

1.性生活が満足しているか。改善する必要があるか?

2.気持ちが互いに通じているか。すれ違いがあるとしたら問題は何か?

3.お互いの考え方や知的レベルが一致しているか。

4.同じ美意識があるか。違いは何か?

5.余暇を一緒に楽しんでいるか?楽しめない原因は何か?

6.心を合わせて危機に対処しているか。尻込みをするのは誰か?

7.不和が生じた時、一緒に解決するか。自分だけで解決してはいないか?

8.過ちをおかした時、共に解決しようと努めているか。相手の過ちだけを指摘してはいないか?

9.家庭の経済運営を共に担っているか。独断的に浪費してはいないか?

10. 共に神様を見上げているか。信仰生活上の問題はないか?

あなたたち夫婦の心は一致していますか?


そこで、あなたがたに、キリストによる勤め、愛の励まし、御霊の交わり、熱愛とあわれみとが、いくらかでもあるなら、どうか同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、一つ思いになって、わたしの喜びを 滿たしてほしい。何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を自分よりすぐれた者としなさい。  −ピリピ2:1〜3−

 

 



5月3日(火)

親しい関係にありますか?

親近感とは、自分が相手から理解されている事を感じた時に抱く感情であり、自らも同じように相手を理解しようとする中で互いに感じるものです。

あなたたち夫婦は、互いに親しさを感じているでしょうか?中には、夫婦の関係よりも友人や師弟に対する親しみを強く感じる場合があります。それは何故でしょう。以下の項目をチェックし、自分たち夫婦の親近感を妨げている要因について考えてみましょう。

1.私たち夫婦は、形式的な会話(対話)が殆どである。

2.会話していても心のすれ違いを感じる。

3.夫(妻)があまり本心を打ち明けてくれない。

4.夫(妻)は、必要な事以外話さない方である。

5.何度も聞くと神経質な反応が返ってくるので、黙って聞くだけである。

6.くどくどと話しが長いので、あまり質問はしないようにしている。

7.軽い話題の時は饒舌だが、深刻な問題になると話題を避ける。

8.他の人の話はよく聞いてあげるが、家族とはあまり話さない。

9.いつもほのめかすだけで、核心に触れようとしない。

10.夫(妻)の話しは、何を言いたいのか分からない。

夫、妻、どちらに問題が多いのでしょうか。また、それはどうしてでしょうか。
夫婦で話合ってみましょう。

野菜を食べて互に愛するのは、肥えた牛を食べて互に憎むのにまさる。  

−箴言15:17−


5月2日(火)

愛のメモ

夫がバプテスマを受けた日や執事になった日、または按手を受けた日など、教会との関わりの中で、夫にとっての大切な日がある事と思います。その時の感激をよみがえらせるような御言葉を捜してみて下さい。その御言葉を奇麗なメモ用紙に書いて、夫の上着やズボンのポケットにそっと入れておきましょう。ハンカチに挟んで渡したり、靴の中にしのばせておくのもよいかも知れません。メモにイラストを添えても素敵ですね。

『 愛するガイオへ。私はあなたをほんとうに愛しています。愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。  −第3ヨハネ1:1〜2− 』

このようなメモを子どもたちにも渡しましょう。そして家中を御言葉で満たしましょう。この愛のメモが家族の心を力強く包む風呂敷となるでしょう。

 


5月1日(月)

家庭とは?

家庭に対する定義は必ずしも一つだけではありません。
千差万別の家庭があり、生き物のように日々変化しています。では、生き生きとした家庭とは、どのような家庭でしょうか。

・家庭は、美しい所です。
・王である夫、王妃である妻、王子と王女がいる宮廷です。
・心配や憂いが癒される素晴らしい病院です。
・美味しい食事が提供される素敵なレストランです。
・失敗と過ちが赦される人生の訓練所です。
・心身共に疲れを癒す最上のホテルです。
・神様の子らが集まって祈る教会です。
・すべてのことを学べる素晴らしい学校です。
・希望が叶えられる総合百貨店です。
・愛すべき家族と共に心から楽しめるレジャーランドです。

家庭とは既成のものではなく、麗しい家庭になるために、家族一人ひとりが努め励む場所でもあります。
あなたは、その中でどのような役割を担っていますか?

あなたの妻は家の奧にいて多くの実を結ぶぶどうの木のようであり、
あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。

−詩篇128:3−