「わたしの友であるあなた方に言います。体を殺しても、その後は
もう何もできない者たちを恐れてはいけません。恐れなければならな
い方を、あなたがたに教えてあげましょう。殺した後で、ゲヘナ
(火の燃える池)に投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。
そうです。あなた方に言います。この方を恐れなさい。」
Ⅰ)殺した後で地獄に投げ込む権威を持っている神を恐れる。
しかし、天地万物の創造者である聖書の神様は、何処にでもい
るカラスや雀が種まきも、刈り入れもしないのに養っておられ
ます。私たち人間は自分の髪の毛も数えることが出来なくても
神様は知っておられるのです。本当は全能者である神様こそ愛
と恵みに満ちておられる方なのです。
Ⅱ)人の命は財産にあるのではない。(ルカ12:15^)
豊作の農夫に神の声「愚か者、お前の魂は今夜取られる。財産は?
自分の為に蓄えても神に対して富まない者はむなしい。
★「あなた方は御国=天国を求めなさい。あなたがたの父は喜んで
与えて下さいます。自分の財産を売って施しなさい。
自分の為に、天に、すり切れない財布を作り、尽きることのな
い宝を積みなさい。天では盗人が近寄ることも、虫が食い荒ら
すこともありません。あなた方の宝のあるところ、そこにあな
たがたの心もあるのです。
Ⅲ)忠実で、賢い管理人となりなさい。御国を求めなさい。
「帰って来た主人に、目を覚ましているのを見てもらえるしもべ
たちは幸いです。・・主人の方が帯を締め、そのしもべたちを
食卓に着かせ、そばに来て給仕をしてくれます。」(ルカ12:37)
再臨の主は思いがけない時に来られます。 (ルカ12:40)