ハートフル・メッセージ12:本当の孤独について

高齢者の孤独死が時々新聞の紙面に掲載されます。男性の場合、定年で会社を退職し、奥さんを亡くされ、社会や近所との繋がりがなくなり、誰とも話さない、誰も訪ねて来ない状態になった時など、病気やけがで身動きができなくなり、誰からの助も受けることができずに亡くなり、しばらく、誰にも発見されない場合があります。

本当の孤独とは、無人島での出来事ではなく、都会の中で起きている現象です。家族と共に生活していても、部屋に引きこもっていたり、家族の誰とも話さない、理解し合えない状態なら家族の中にいても孤独を感じます。また、学校や職場においても、表面的な関係で、自分の本心を見せることが出来なければ、これも、孤独と言えます。本当の孤独とは、社会と繋がっていない状態。または、家族や人と繋がっていない状態を言います。また、人は周りの人に理解されないと感じたときに孤独を感じます。

孤独から解放されるために、積極的に地域活動(ボランティアやサークル)に参加することが大切です。または、教会にお越しください。教会は信仰を強要する所ではありません。心に傷を受けた人や魂に安らぎを求める人の集まりです。また、神様は、私たちに命を与えてくださったお方ですから、私たちの心の悩みや苦しみをご存じで、皆さんのことを心配しておられるお方です。聖書の中の有名なことばに「すべて疲れた人、重荷を負っている人は、わたし(イエス・キリスト)のところにに来なさい。わたし(イエス・キリスト)があなたがたを休ませてあげます。」(マタイの福音書11章28節)とあります。現代はストレスの多い時代で、様々な問題や苦しみを背負って生きている人が多くいます。教会はそのような方々のお話を喜んで聞いてくれる場所です。遠慮なく、教会の扉をたたいてください。また、私たちの教会では、礼拝のはじめにゴスペルを歌って礼拝をしています。音楽の好きな方は是非一度、教会の礼拝に出席してみてください。日曜日の礼拝は午前10時30分より行っています。日曜日の礼拝は、クリスチャンでなくても誰でも自由に参加することができます。また、聖書や讃美歌も教会に準備しております。ぜひ一度教会の礼拝に参加してみてください。礼拝は、一般の方が思っているように堅苦しいものではありません。聖書のお話もできるだけわかりやすいようにお話しています。教会では、献金の時がありますが、自由献金で、参加費などはありません。教会に興味がある方はぜひ、お越しください。お待ちしております。