子どもを尊敬する

 

教会は、キリストの誕生を待ち望む時期(アドベント)に入りました。クリスマスの飾りつけのある教会へ、子育てママたちが集まってくれました。寒い日でしたが、だれも風邪をひくこともなく全員出席です。ベビーカーの防寒グッズも優れものですね!

今日は第2章「子どもを尊敬する」の前半です。

「あなたがたは、この小さい者たちの一人を軽んじたりしないように気を付けなさい。」聖書(マタイによる福音書18章10節)でキリストは人々にこのように語っています。なぜでしょうか。子どもたちは、私たち大人と同じように、神様によって、神様の姿に似せて造られたものだからです。このテキストの原文は英語ですが、そこには ‘Respect’が使われています。最近では「リスペクト」とよく使われますね。尊敬する・尊重する、つまり子どもたちの心や考えを「大切に取り扱う」ことでしょう。子どもたちは、大人のことば掛け一つで、自分が親に大切にされていると感じたり、反対に無視されている、と感じたりするものです。例えば、「片づけなさい!!」というのと「ありがとう!助かるわ!」というようにです。どちらが、子どもたちの自尊心を育てるかは明白ですね。

といっても、なにかと余裕のないママさんたち。そこで、今日は「前もって子どもの心の準備をさせる」ことと「子どもの気持ちに敏感になる」の二つの業を学びました。

子どもでも、大好きなことに夢中になっているときにいきなり「すぐ出かけるよ!」と言われたら大迷惑!そこで、タイマーがなったら出かけることを約束します。これなら、子どもも納得です!これはご主人にも使える、という声もありました。カレンダーに予定を書いておいて、ついでに数を数えるのを教えるのも楽しそうです。児童館などに入ったら、出る時間を伝えておくのもいいですね。時計の見方も自然にわかるようになります。

次の「子どもの気持ちに敏感に」は買い物でよくあることです。
子どもの選ぶ服が、全くお母さんの趣味じゃない。あなただったらどうしますか?あるお母さんはそれでも、子どもの選ぶものを買ってあげます。自分が子どもの時にも、欲しいキャラクターの靴を買ってもらえなかった。こんな経験があるお母さんもいました。子どもたちは、お母さんの好みを10押し付けられるより、自分の好きなものをひとつ与えられた方がうれしいのです。親と子ども、我慢するのはどちらでしょうか?お母さんたちは、そんなこんなで、毎日子どもたちとの挑戦ですね!

次回は今期の最後12月12日木曜日10:30~です。2章の続き。「子どもと信頼関係を築く」ことと「子どもが自分の能力に気付き、それを伸ばす手助けをする」ことを学びます。そして、頑張っているママさんたちにJOYスタッフからご褒美のオモテナシがあるかも(^^♪ご期待ください!

街にはクリスマスソングが流れる中、アドベントの赤いキャンドルのある教会で、温かいよい時を持ちませんか。教会には子どものクリスマスイベントもあります。詳しくはHPのお知らせを見てくださいね。皆さん風邪ひきませんように!