4月23日 自立に向けたトレーニング その2

皆さん、自粛生活をどのようにお過ごしですか?今回もオンラインミーティングです。皆さんオンラインでの集まりにも慣れ、それぞれのお部屋にお邪魔するのもこれまた楽しく感じます。
我慢しなければならないこともたくさんありますが、こんな時だからこそ子どもとの向き合い方や夫婦の関係に、良い発見もあるんじゃないでしょうか。
今日は、レッスン4の後半、「自分の問題に取り組ませ、そこから学ばせる。」「子どもに価値観を教え込む」ことをご一緒に考えましょう。
さて、あなたは子どもの頃、よく兄弟げんかをしましたか。そして、どうやってそれを解決しましたか。
👩 妹は体が弱かったから、いつも親は妹の味方をした。
👩 お姉さんだから。。。といつも言われた。
👩 上の兄弟のけんかをみて、自分はおりこうにしていた。
どの家庭でも必ず親と子どもそれぞれの関係から、子どもたちは何かを感じ取っていきますね。兄弟げんかは人と意見が対立した時にどう対処するかを教える良い訓練となります。子どもの問題を全部親が解決してしまったり、逆に子どもに全て任せしまったりしがちですが、子どもが自分で解決できるように手伝いをすることが大切です。それによって、大人になった時に親の助けなしに解決できるようになります。例えば、子どもがどのように感じているか耳を傾けて感情を整理する助けをする、解決の答えを与えるのではなく、良い選択が出来るようにヒントを与えるなどです。自分の経験を話してあげることもいいでしょう。こんな声がありました。
👩 子どもが部活に行かなくなり、なぜ行かないのか!と言っていた。その理由を大人になってから聞いて驚いた。(子どもは子どもなりにちゃんと理由があったのですね。)
👩 今から、子どもの心の変化に気付いてあげられる関係を作ってあげたい。
そうですね。子どもが赤ちゃんの時から、それはもう始まっていますね。
では、次の「子どもに価値観を教え込む」ことはどうでしょう。テキストにはこのような要点があります。
『賢明な価値観を教えることは両親の共同責任です。また、その鍵となるのは、親自身がそれを実践していくことです。また、「なぜそうなのか」がまだわからない時期には、目を合わせて「ダメ」いって、いけないことを子どもにわからせなければなりません。そして、最終的な目標は、私たちが教える価値観を子どもたちが自分のものにすることです。』
👩 1歳前後でも、目を見て「ダメ!」といというと子どもはわかるようだ。(そのママさんはその場でやって見せてくれました。1才のその子は、お母さんの目をしっかりみて静かにしました!👀)
👩「ダメ」と手をピシャっとたたくこともあるけれど、出来るだけそうしたくない。叩いているとそのレベルが上がってしまうこともある。(確かに、自粛生活の中、ありがちなことです!気を付けないと。。)
👩 自分は、なんでダメかをよく考えるのだが、夫は「ダメはダメ」。
👩 異性の子どもの前で着替えるのはやめたほうがいい、と夫に言われた。男の兄弟がいないので気付かなかった。
ここでも男女の差・育った家庭の違いは当然でてきますね。夫婦間の調整は絶えず必要ですね!
では、最後に、親からもらった価値観であなたの人生に大きな影響を与えたものはなんでしょう。
👩 人に頼らず自分でするように育てられた。
👩 自分が愛されていることと、ひとはいつか死ぬことを教えられてきた。
👩 母がいつも笑顔だった❤それで子どもを励まそうとしていたのだと思う。
👩 祈る母の後ろ姿を見て育ち、聖書の神様に出会うことを教えられた。
今回は先回よりも「学べた」気がしました。この一か月、みなそれぞれに落ち着かず「学ぶ」気持ちに至らなかったかもしれません。でもそれぞれに生き延びる方法を見出し、「学ぶ」気持ちになれた気がしました。このような非常事態ではだれもが安心を探しますね。そのために、なんでもおしゃべり情報交換、赤ちゃん抱えてみんなでダンス(ベビーダンス)などなど、皆さん、新しいツールを上手に使っている気がします。スクリーンを覗くかわいい目をした子どもたちは、このような状況が当たり前と育つのでしょうか。いつまでも変わらない価値観をこの子どもたちに伝えてあげてほしいなあと思いました。

『わが子よ、父の訓戒に聞き従え。母の教えを捨ててはならない。
それらは、あなたの頭に戴く麗しい花の冠、首にかける飾りだから。』
(聖書・箴言1:8~9)

次回は5月14日 10:00-11:30 (時間が変更になっています。)
テレワークなどで、いつもは都合が悪い方でも参加できる場合がありますね。参加ご希望の方はご連絡ください。ZOOMを使っています。

では、皆さん、健康には十分にお気をつけて。また~。