7月9日 安全で安心できる雰囲気を作る その1 

皆さん、お元気ですか。コロナの様子も気になる毎日ですが、今日も私たちの目を子どもたちの成長へと向けていきましょう!♪

今日のテーマは『安全で安心できる雰囲気を作る』です。皆さんが子どものころ、ご家庭はどんな雰囲気でしたか。まず、私たちが子どもの時を思い出してみましょう。このレッスンに限らず、子育ては、誰もが自分自身が育った環境を振り返ることになりますね。それは、易しいことばかりではありません。でも、もう一度客観的に思い出すことが今のよりよい子育てに繋がるかもしれません。

さあ、皆さんの思い出です。

👩留守番をした。親が仕事で忙しく家族観がなかった。安心安全な場所は教会だった。

👩病弱な妹ばかり見られて、寂しかった。

👩小さい貧しい家だったが、温かかった。

皆さんの思い出はどんなでしょうか。

まだまだいろいろな思い出がありますね。では、「ことば」に目を留めてみましょう。聖書(箴言15:1)にこうあります。『柔らかな答えは憤りを鎮め、激しいことばは怒りをあおる。』親のことばは、子どもの安心感や自己肯定感に影響を与えます。いじめっこの行動も実は不安の結果であることが多いのです。ですから、親のことばの選択はとても重要で、親はそれをよく考えなければなりませんね。

皆さんの、子ども時代や今の子育ての様子は、どんなでしょうか。

👩ついつい歌って伝える癖がある。(それはそれは楽しい癖です(^^♪)

👩ついつい急がせる癖がある。(こちらは、、ありがち。。。)

👩声の高低に気をつけている。(声を低くするだけで、子どもは何か注意されているとわかる!これは、親の省エネにもなるかも!)

同じようにことばを耳にしても、子どもたちの心に届く印象はずいぶんと違うものがありそうですね。

一方、あなた自身は、子どもの話をどのように、どのくらい聞いているでしょうか。聖書(ヤコブ1章19節)に『聞くに早く、語るに遅く』とあります。親は子どもの話を否定し子どもを矯正しがちです。子どもは不安を感じ話すこともやめてしまいます。けれども、子どもの話を聞き続けると、子どものことばの奥に別の感情があることがわかります。この辺の先輩ママさんたちの経験はどんなだったでしょうか。

👩子どもの話を聞いたふりをしていた。(食事を作りながら、ふんふん、、とでしょうか。)

👩子どもの感情を一緒に探してあげた。(子どもはまだ気持ちをことばに出来ませんね。)

まず、子どもの感情に寄り添って「怒っているのね」のように繰り返して受け止めてあげると、子どもは安心感が増すでしょう。いや、これは大人の私たちでも同じことです。皆さんも、今、仕事のスイッチを一度切って、今子どもに向かってみませんか。

では、皆さんが使うことばは、子どもにわかることばでしょうか?曖昧なことばを子どもは理解できませんね。

例えば、「あと5分で」➡「時計が10になったら」「10数えたら」、

「もうちょっと食べたら」➡「にんじんを食べたら」

子どもにも同じように言わせます。「もうすぐやるよ」➡「あと何分後で」。

皆さんのお話を伺っていると、自分が育てられた経験がどれほど次の世代に影響するかがわかります。そして、違った道筋を通ってきた夫婦が一緒に子育てをするのですから、絶えず夫婦間のすり合わせが必要になりますね。そんな話がご夫婦座って出来ているといいです(^^♪

次回は7月30日。また、オンラインになります。みんなでわいわいやりながら学ぶ日はいったいいつ来るでしょうか? でも、皆さんにスクリーンでお会いするのを楽しみにしています♪参加ご希望の方はお知らせください。では~、暑くなる中、さらに健康に気を付けましょう!🤧