ハートフル・メッセージ22:クリスマスの本当の喜び

クリスマスの本当の喜び

世界中でクリスマスが祝われますが、どうしてクリスマスはおめでたい日なのでしょうか。子どもの頃のクリスマスは、家族で美味しい料理を食べ、クリスマスプレゼントをもらえる特別うれしい日でした。大人になってからは、会社主催のクリスマスパーティーに出席し、お酒を飲んで騒ぐのが楽しみでした。クリスマスがイエス・キリストの誕生を祝う特別な日であることは知識としては知っていましたが、私の生活とは全く関係のない出来事でした。それから、25歳の10月に洗礼を受けて、初めて教会でクリスマスを迎えました。その日は、私にとって特別な日となりました。教会のクリスマス礼拝に参加し、牧師先生からクリスマスのメッセージを聞きました。「イエス様の誕生は二千年前の出来事ではなく、今、生きているあなたの罪の身代わりとなるための誕生であり、イエス・キリストの十字架はあなたの罪の身代わりの死である」と伝えられた時、自分の罪の大きさを自覚し、その大きな罪がイエス様の十字架の死によって、罪赦されたことを改めて知らされ、クリスマスを心から喜んで迎えることができました。

「イエス」という名は、主の使いがヨセフに生まれる子に付けるように命じた名です。その意味は「救い」で、「この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」と説明しています。ここにイエス様の誕生の目的が記されています。ユダヤ人はローマの支配から救い出すメシヤ(救い主)を待っていましたが、神が私たちに与えてくださった救い主は、私たちをその罪から救い出してくださる救い主でした。それゆえ、ユダヤ人たちは救い主イエスを受け入れることができず、十字架に付けて殺してしまいました。神が私たちに与えてくださった救い主は、私たちの罪の身代わりとなるために生まれた神の子でした。クリスマスは、その神の子の誕生を祝う特別な日です。その救いにあなたの罪も含まれています。イエス・キリストはあなたの罪を赦すために、この世に誕生してくださいました。罪を自覚する者にとってクリスマスは救い主の誕生を祝う祝福の日です。しかし、自分の罪に気が付かない者にとっては、過去の歴史であり、自分との関わりがありません。世界中で祝われるクリスマス。あなたにとって特別な喜びの日となりますようにお祈りします。

小手指アライアンスキリスト教会では、12月23日(日)午後10時30分より、クリスマス礼拝を行います。また、礼拝後、クリスマスパーティーを行い、オリジナルのキャンドルを作ります。また、12月24日(月祝)午後7時よりクリスマスイヴ礼拝・キャンドルサービスを行います。また、12月16日(日)午後2時よりこどもクリスマス会を行います。無料でどなた様でも参加できます。お待ちしております。