今年もクリスマスの日が近づきました。クリスマスはなぜ、世界中でお祝いするのでしょうか。クリスマスの起源は、今から約2000年前にユダヤの国のベツレヘムで一人の男の子が誕生したことをお祝いするお祭りです。実は、その男の子は、人間ではなく神の子でした。神様が私たちの罪の問題を解決するために、神の子であるイエス・キリストを人として誕生させてくださったのです。なぜ、イエス様は神の子であられるのに、ひとりの人間としてお生まれになられたのでしょうか。それは、私たちの罪の身代わりとして死ぬためです。旧約聖書の時代、神様はユダヤ人に対して、牛や羊を人の罪の身代わりとして受け入れてくださるという約束を結びました。しかし、動物の命では人間の罪の身代わりになることは出来ませんでした。そこで、神様は私たちの罪の問題を完全に解決されるために、人の命よりも価値がある神の子の命をささげることにされたのです。人の罪の身代わりとして死ぬためにお生まれになられた、イエス・キリストは33年の生涯の終わりに、十字架に付けられて殺されてしまいました。しかし、イエス・キリストは体は人間の肉体を持っても、神の子であられたので、死より三日目に復活して天に昇って行かれたのです。
イエス・キリストは、大工の家庭に生まれました。また、イエス様がお生まれになられる時、泊まる宿屋もなく、馬小屋でお生まれになられたとあります。なぜ、王様や貴族、お金持ちの大きな屋敷ではなく馬小屋でお生まれになられたのでしょうか。もし、王様や貴族の家でお生まれになられたとしたら、貧しい人たちはイエス様の誕生を祝うことが出来なかったでしょう。イエス様はお金持ちや裕福な人のためにお生まれになられたのではなく、一般の人々や貧しい人々のためにお生まれになられたのです。イエス様の誕生を天使によって一番最初に知らされたのは、貧しい羊飼いたちでした。彼らは、天使の知らせを受けてイエス様の生まれた場所を捜し出して、幼子を礼拝したとあります。イエス・キリストは、私たちを天国に招くために、人として生まれ十字架の上でいのちを犠牲にされ、三日目に甦られたお方です。イエス・キリストは今も、私たちを、あなたを天国に招いてくださるお方です。この事について、もっとお知りになりたい方は、ぜひ、教会にお越しください。お待ちしております。