今年もバレンタインデーが近づきました。バレンタインデーは、愛する人に自分の気持ちを伝えたり、または、日ごろお世話になっている人に、感謝の気持ちを伝える日です。おもに、チョコレートを贈るようですが、チョコレートでなくても、相手の喜ぶものをプレゼントしたいものです。そのためには、相手のことを知らなければなりません。どのようなものが好きなのか、どのような色が好みなのか。それを想像するだけでも愛する者にとっては楽しいひと時です。また、その人が喜んで受け取ってくれたり、実際にその人がそのプレゼントを使っているのを見るのもうれしいものです。逆に、プレゼントを贈っても喜んでもらえなかったり、いつまでも使われないのを見るのはつらいものです。
聖書は神様からのラブレターだと言われています。それは、聖書に神様が私たちをどれほど深く愛しておられるかが書かれてあるからです。その代表的な言葉が、ヨハネの福音書3章16節に書かれてあることばです。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子(イエス・キリスト)を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」私たちは、自分の犯した罪のゆえに、終わりの日に神の審判を受けなければなりません。しかし、神は私たちを愛しておられるがゆえに、私たちの罪を赦したいと願われました。しかし、神は審判者として、人の罪を罰しなければならない立場のお方です。そこで、神様は私たちの罪の身代わりとしてご自身の御子(イエス・キリスト)をこの地上に人としてお遣わしになられました。それは、私たちの罪の全てを御子(イエス・キリスト)に背負わせて、私たちの罪を赦すためでした。イエス・キリストの十字架の死は、ご自身の罪の結果ではなく、私たちの罪の身代わりの死でした。また、イエス・キリストは神の子ゆえに、死より三日目に復活して、天に昇って行かれました。また、神は、イエス・キリストを神の子と信じる者の罪をイエスキ・リストの十字架の死と死からの復活によって赦すと約束してくださいました。
先ほどのプレゼントの話のように、神様は私たちのために、大切な一人子イエス様の命を犠牲にして私たちに救いの恵みを与えてくださいました。私たちがそのプレゼントである、御子(イエス・キリスト)を喜んで受け取るとき、神様も私たちを喜んでくださいます。しかし、私たちがその救いを受け取らなければ、神様はどれほど、悲しまれるでしょうか。永遠の命とは、この地上で永遠に生きるという意味ではありません。天国で神と共に永遠に生きるという意味です。この永遠の命があなたにもただで与えられます。このことについてもっとお知りになりたい方は、教会にお越しください。お待ちしております。