ハートフル・メッセージ36:3月は新たな出会いの準備の時です

3月は卒業のシーズンです。今まで共に学んできた者との別れの時です。これから新しい環境に向かう人は、不安や恐れを持っている方もおられるでしょう。どんな先生との出会いがあるのか。また、お友達はできるだろうか。勉強についていけるだろうか。これから起こる将来について、あれやこれや一人で悩むことを思い煩うといいます。私たちは、明日のことも一週間先や一か月先の事もどうなるかわからない者です。聖書の言葉に「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」とあります。神様だけが、明日の事や一週間先、一か月先、何年も先のことをご存じのお方です。「ゆだねる」とは神様にすべてを任せることです。神様は私たちを愛し、最善のものをあたえてくださるお方です。その神様が私たちのことを心配してくださるのです。これほど、力強いことはありません。

旧約聖書に登場するヨシュアという人は、偉大なモーセの付き人でした。そのモーセが亡くなり、神様はイスラエルの民の新しいリーダーとしてヨシュアを指名されました。ヨシュアはどれほど恐れたでしょう。神様は新しい使命に恐れるヨシュアをこのように励ましました。「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ、雄雄しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」神様は私たちに使命をあたえて知らん顔をする神様ではありません。神様は共におられ助けてくださる神様です。ヨシュアはこの言葉を信じて、イスラエルの民をカナンの地に導きいれることができました。

神様を信じるとは、病気をしないとか、お金持ちになるとか、豊かな人生を過ごすために信じるわけではありません。神様を信じると言うことは、神様の存在を信じることであり、神様が私たちを愛しておられることを信じることです。また、目には見えませんが、神様は私たちと共におられ、私たちの人生を祝福したいと願っておられる神様です。ヨシュアと共に神様がおられたようにあなたと共におられ、あなたの人生を共に歩みたいと願っておられるお方です。将来に不安をお持ちの方、一度、教会にお越しください。神様について、もっと詳しくお話をいたします。