大変ご無沙汰をしてしまいました!皆さん、Withコロナの生活をどのようにお過ごしですか。子どもさんたちの成長に伴って生活も変化して、いいことも、思うようにいかないことも毎日毎日続いていることでしょう。子育てサークルJOYは9月から対面+オンラインで再開しています(^^♪(都合により9月のブログは割愛させていただきます。)
聖書に『悪いことばをいっさい口から出してはいけません。』(エペソ4:29)とあります。
子どもに限らず、家族や全ての周りの人すべてに対して誰にとってもチャレンジですね。今日は、「子どもの価値を肯定」する5つのポイントをご一緒に学びましょう。
★まず一つ目は「子どもが本当に努力していることをきちんと励ます」ことです。
子どもがしたことの出来栄えが親の期待に沿わずに、子どもを責めてしまうことはよくあることです。けれども、こんなふうに言い方を変えるのはどうでしょう。「ベッドの下にまだごみがあるわよ!」➡「一生懸命お掃除したんだね!」
テストで「いくつ間違えたか見てごらん!」➡「いくつあってるかな?」
こう言われれば子どもの気持ちと態度も変わるでしょう。
★2つ目は「成功する機会を作る」ことです。
親が自分でやった方が早い、それは当然です。でも、今、それをちょっとやめて、子どもに手伝わせる機会をつくってみましょう。そうすれば、おのずと「ありがとう!」「よくできたね」と「褒める」機会がやってきます。
★3つ目は「その子個人の成長に目を向ける」ことです。
初めの課で学んだように、子どもはひとりひとり神様にユニークに造られています。けれども、「お姉ちゃんはこうなのに…」「みんな○○が出来ているのに…」とだれかと比べて否定的な言い方をしていませんか。今、比べることを止めて「その子」がどんなに成長しているか、上手になったかをその子に伝える機会を探しましょう。
★4つ目は「隠れた良いところを探す」ことです。
悪いことは目につきやすいですね。けれども、例えば、ある子は字が汚いけれど同学年の子ども以上に読む力があるかもしれません。神様が造られた子どもを受け入れることはその子のある能力の限界も受け入れることです。また、頼んだことに反抗する意思がとても強くて難しい子どもは、それが正しく伸ばされるなら、それがその子の財産となり、意志の強いよいリーダーになるかもしれません。また、学校で問題を起こす子どもは、能力が高くて進み方の遅い授業を持て余らせているのかもしれません。このように、私たちの見方を変えて隠れたよいところを見つけるのは時間がかかりますが、それによって子どもたちを励ますことが出来るようになります。
★最後は「子どもに失敗の余地を与える」ことです。
アインシュタインもエジソンもたくさんの失敗を通して学び成功しました。子どもたちは(親も)初めからきちんとは出来ませんね。誰でも間違えます。でも「間違えても大丈夫」と教えたいです。例えば、牛乳をこぼさないようにするには、まず少しだけ入れてあげて「よくできたね!」と褒めてあげましょう。いつも失敗を批難されている子どもは親に受け入られていないと感じ、そのうちに失敗を隠すようになります。「どうしてちゃんと出来ないの!」という代わりに「お母さんも間違えることあるよ」といって、どうしたら出来るか一緒に考えてあげてはどうでしょう。それによって子どもたちは「自分に価値がある」ことを知り、失敗からでも自信を得ていくでしょう。実際に人は「褒められる」ことで脳からドーパミンがでて幸福感を味わうように出来ています。
さあ、皆さんいかがでしょうか。ひとつでも出来ることが見つかったでしょうか。ママさんたちの気付きやジレンマをご紹介しましょう。
👩 失敗する余地を与えるには、自分にも余裕がないとできない。(そうですよね。)
👩 例えば、6.4.0歳の子どもを一人で抱えていたら・・・・(@_@)
こんな時、じいじ、ばあばや周りの手助けがどんなにありがたいか💛
👩 下の子どもが出来たら、途端に4歳の子が赤ちゃん返り!(ママをとられちゃう!)
上の子の座も残してあげてくださいね。
失敗についてはこんな声がありました。
では、子どもに失敗させたくない理由は?
👩 悲しんでいる姿を見るのがいや。(子どもの心を思う優しい心💛)
👩 一度でやってしまってほしい!(親の本音💦)
👩 してもいい失敗と取り返しのつかない失敗を見極めることが大事!小さい失敗は大したことはないと思えるといい。(そうですね。)
👩 記録をつけるのも役に立つ♪
👩 子どもの時、失敗を強く叱られ、人前で謝らせられた経験が心の傷になった。
👩 子どもの失敗経験を根気よく一緒に聞いてあげているママさんの姿が忘れられない。
小さい失敗一つが、生涯忘れない心の傷になることも、親と乗り越える温かい思い出になることもあるのですね。どれも、親の心に余裕があるかどうかにかかっている気がします。
★では、心の余裕はどうやったら出来るか?最後にこんな声がありました。
ひとりでいると…
👩線引きをどこでするかわからなくなる。
👩叱ることに敏感すぎたり、叱らなすぎたり。
👩追いつめられる(コロナでなおさら。悲しい事件は絶えません。)
👩オンラインでも、他者から別の視点をもらえることはどんなに役に立つか💛
ありがたい、うれしいお言葉でした!
どうぞ、皆さん、親でも友人でもオンラインでも他者を活用して、心の余裕を少しでも作りましょう!それが、「子どもの本当の価値を肯定する」の鍵のように思えました。
今週、皆さんはどんなことを子どもさんに見つけて「褒める」ことができるでしょうか。やってみましょう!
次回は10月22日10:30-12:00 対面+オンラインで9課「お金の管理」を学ぶ予定です。ご興味のある方お知らせください。