2019年1月20日 主日礼拝メッセージ

「主なる神を心に据えよ~カレブの信仰~」ヨシュア記14章6節~15節 金田洋介牧師

カナンの地を分配する時のこと、土地の分配はくじ引きによってなされる決まりでしたが、カレブは神の約束の故にヘブロンの地を求めました。この神の約束とは遡ること45年前、カナンの地を探った時の話です。カナンの地の素晴らしさを目の当たりにしたカレブたち12人の斥侯は、40日間の探索を終えて仲間のもとに帰って来ました。ところが意見が食い違い、民を混乱させてしまいます。

Ⅰ.40歳のカレブ ー神への信頼と信仰、確信に満ちた信仰者の姿ー

カレブとヨシュア以外の10人の斥侯たちは、カナンの先住民を恐れ、カナンへの侵攻を拒絶しました。絶望のあまりに泣き叫ぶイスラエルの民に「共におられる神を信じて攻め入ろう」とカレブが訴えますが、民の恐れと不満は爆発寸前です。すると、民の不信仰を嘆かれた神は、「ヨシュアとカレブ以外の成人はみな、荒野で死ぬことになる」と宣告されました。そして、最後まで信じ従い通したカレブには、ヘブロンの地を彼と彼の子孫に与えると約束されたのです(民数記14章24節 )。

Ⅱ.85歳までのカレブ -忍耐し続ける信仰者の姿ー

神の約束をいただいたカレブでしたが、民の不信仰の裁きとして40年間、荒野を彷徨うことになってしまいました。しかし、カレブは一言も愚痴らず、呟かず、忍耐をもって神の約束を待ち望んだのです。彼の信仰は、40年という長い月日を経過しても全く揺らぎませんでした。信仰によって忍耐し続けたのです。

Ⅲ.85歳からのカレブ -約束を信じ抜く信仰者の姿ー

神の約束の言葉を頂いてから45年が経過しました。しかし、カレブの信仰は全く揺るぎません。何故なら、彼は常に神を心に据えていたからです。嗣業の地ヘブロンには強い敵が待ち構えていましたが、「共におられる神の御力によって勝利できる」と、45年前と変わらない信仰によって勝利しました。

神はあなたを現代のカレブにすることのできるお方です。カレブの信仰に倣って神を心に据えましょう。神はあなたの生涯を勝利と祝福とに満たしてくださるのです。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、ブプレリューム、ゆり、ユーカリ、スターチスです!

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)を持っています。
今週のメニューは、カレーライス、野菜の酢漬け、大根のお漬物、鹿児島のお土産もありました。
料金は、大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。
始めての方も、無料です。