2019年4月28日 主日礼拝メッセージ

「永遠の命を獲得しなさい」 テモテの手紙第一 6章7~16節 金田洋介牧師

真愛教会では、召天者を記念して一年に一度、 記念礼拝の時を持っています。先に天に召された敬愛する兄姉の在りし日を思い起こし、偲ぶ時としています。本日は信仰を全うされた先輩たちが握った聖書の御言葉を、私たちも共に分かち合って参りましょう。

しかし、神の人よ。あなたはこれらのことを避け、義と敬虔と信仰、愛と忍耐と柔和を追い求めなさい。信仰の戦いを立派に戦い、永遠のいのちを獲得しなさい。あなたはこのために召され、多くの証人たちの前で素晴らしい告白をしました。

パウロはテモテに、神よりも金銭を愛し追い求める生活、そして、ねたみや争い、ののしり、邪推(自分に悪いことを考えているのではと疑うこと)といったものを避けるように指導するよう教えました。避けるべきものを踏まえた上で、義と敬虔と信仰、愛と忍耐と柔和を追い求めるよう勧めたのです。

義と敬虔と信仰は神に対するもの、愛と忍耐と柔和は人に対するものと言えるでしょう。義とは、神の御言葉を土台とする生き方であり、神との関係において誠実に生きることです。敬虔と信仰とは、天地創造の神のみを信じ、畏れ敬いつつ生きることです。一方、愛、忍耐、柔和は今さら説明する必要はないと思いますが、愛は神から与えられるものですので、神の愛の特徴である与え尽くす愛、見返りを求めない愛を追い求めていくのです。続いて忍耐ですが、愛を全うするためには忍耐が必要です。最後の柔和は、性格や性質が穏やかなさまという意味ですが、どんな相手であっても、態度を変えることなく柔和でいられるよう求めていくのです。これらは、自分の力や努力によって結ぶものではなく、聖霊によって結ばれる実です。日々、聖霊様の助けによって歩むことを求めましょう。

最後にパウロは、信仰の戦いを立派に戦い抜き、永遠のいのちを獲得するよう勧めました。そうです、先に天に召された兄姉たちは、この永遠のいのちの望みを信仰によって握り、生涯をかけて神と共に歩む新しい命の人生を歩み抜かれたのです。私たちも、いつも共におられる神と共に信仰生活の日々を歩み、信仰の戦いを立派に戦い抜いて永遠のいのちを獲得しようではありませんか。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が生けられています。
今週のお花は、デルフィニウム、グラジオラス、アイリス、マトリカリアです。

この日は昼食の後、桃尾墓園にある教会の納骨堂にて、墓前礼拝もささげられました。

遅くなりましたが、4月21日のお花です。
オオデマリ、ピンポン菊、ストック、トルコキキョウです。