2019年7月14日 主日礼拝メッセージ

「キリスト・イエスにある恵み」 エペソ人への手紙 2章11~22節 金田洋介牧師

イエス様を信じる以前のかつての姿と、イエス様を通して与えられている恵みを、パウロは教えています。

Ⅰ.キリストにあって神様に近い者とされた

エペソ教会に集う人々のかつての姿は、イスラエルの民のように「救い主をもたない」異邦人でした。また、神様の民イスラエルが受けるような祝福にも与れません。まさに、「この世にあって望みもなく、神もない者たち(12節)」でした。ところが、キリストの血によって「神様に近い者」にされたとパウロは諭します。それはすなわち、神様と正しい関係が結ばれたということです。

Ⅱ.キリストにあって一つとされている

続いてパウロは、互いに敵意をもって拒絶し合っていたユダヤ人と異邦人とが、キリストにあって一つにされたと教えました。一つとは同じ救いを得た者同士の意味で、救いとは神様との和解を意味しています。前述の「神様と正しい関係が結ばれた」とは、まさにこの神様との和解のことなのです。神様と和解し、神様との関係が回復されたことによって、神様の御心を知る者、御心を行う者とされました。その結果、神様との和解がユダヤ人と異邦人とに和解と平和を生み、神の家族が誕生したのです。私たちの教会も同じ救いを得た者の集まり、共に重荷を担い、共に喜び、共に泣き、共に祈る、神の家族なのです。

Ⅲ.キリストにあって聖なる宮とされている

最後は、キリストにあって救われた一人一人が組み合わされ、聖なる宮とされていくというのです。神様から遠く離れていた異邦人たちが、キリストにあって救われるだけでなく、彼らの内に神様が住まれることによって、彼らの信仰が建て上げられ、成長していくという驚くべき恵みです。しかし、この恵みは今日を生きる私たちにも与えられる恵みであることを忘れてはなりません。私たちもエペソのクリスチャンたちと同じように一人一人が組み合わされ、神様の聖なる宮とされ、信仰が成長し、建て上げられていくのです。キリスト・イエスにある恵みに心から感謝しつつ、この恵みに生きようではありませんか。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、リアトリス、オリエンタルユリ(エルドレッド)、スターチス、ひまわりです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、丸天うどん、ゆかりご飯、たくあん、差し入れの手作りかぼちゃケーキもありました。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。
初めての方も無料です。