2019年12月1日 主日礼拝メッセージ

「救い主誕生の預言」 イザヤ書 9章1~7節  金田洋介牧師

今日からアドベントに入りました。アドベントとは到来という意味です。救い主イエスの降誕を祝うクリスマスを、心から待ち望む大切な時期として過ごします。イザヤ書から救い主イエス誕生の預言について学びます。

預言者イザヤが活動した時代、彼がいた南ユダは大変苦しい状態にありました。国は悪と不正が蔓延り、周辺諸国の侵略に人々は怯えていました。しかし、これらの原因はみな、彼らの背信と偶像礼拝が招いた結果でした。全知全能の神を信頼しないで他国の軍事力を頼り、神に警告されていながら異教の習わしを止めることをしなかったのです。民は祝福を失い、国は罪と絶望の暗闇に覆われたのです。しかし、神はイザヤを通して救い主誕生の約束を与えてくださいました。「闇の中を歩んでいた民は大きな光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が輝く。(2節)」暗闇を照らす大いなる光である救い主が与えられるというのです。

さらにイザヤは、救い主がどのようなお方かを語りました。①不思議な助言者(ワンダフルカウンセラー )。救い主は何でも知っておられ、最善最良の助言者として立ってくださるのです。②力ある神。救い主は何でもできる全能の神ご自身で、力強く私たちを守り、御言葉を行う力も与えて下さるのです。③永遠の父。時々刻々、いつもどこにでもおられるお方。救い主はどんな場所にも、どんな時にも共にいてくださるのです。④平和の君。救い主は、罪によって破壊された神と人間との関係を回復し、神との和解と平和を与えてくださるということです。

神は約束を実現してくださるお方です。この預言の700年後、暗闇を照らすまことの光としてイエスは誕生され、私たちを罪の死と滅びから救ってくださいました。イエスは今も生きておられ、いつも私たちと共にいて、全能の力で守り導いて下さいます。私たちの救い主としてお生まれ下さったイエスに心から感謝し、祝いましょう。また、救い主イエスの再臨される日を心より待ち望みましょう。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、グラジオラス、スカシユリ、キク、スターチス、バラです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、丸天うどん、たくあん、キュウリのぬか漬けです。
このぬか漬けのぬか床は、既に天に召されたM姉から、K姉へと受け継がれました。その歴史は、間もなく100年になるとの事です。ぬか漬けは、とてもさわやかな味がします。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。

このたび、新コーナーがスタートします。真愛教会の金田ゆり師がたまにつぶやく、牧師夫人のひとりごとのコーナーです。愛にあふれるゆり師から、どんなつぶやきが聞けるでしょう?乞うご期待!本日はその1回目です。
~ミセス・プリスカのひとりごと~
教会の敷地内でひっそり咲く、可愛くてたくましいお花を見つけては撮っています🌷
この花はカタバミ。
神様に咲かせてもらって、神様に見てもらうために彼らは咲いています。人に見てもらえなくても、彼らは神様に褒めてもらえたら幸せなのです。
「しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装っていませんでした。
今日あっても明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたには、もっと良くしてくださらないでしょうか。信仰の薄い人たちよ。」マタイ6章29~30節✧︎