2022年11月6日 主日礼拝メッセージ

主イエスの第一声~天の御国の到来~マタイの福音書 4章12~17節 金田洋介牧師

 

バプテスマのヨハネが捕えられたことにより、宣教のバトンがイエス様へと渡ります。

・イエス様の宣教の始まり

イエス様による宣教はガリラヤから始まりますが、この場所がとても重要でした。それは、イザヤによる預言が成就した瞬間でもあったのです。『闇の中に住んでいた民は大きな光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が昇る。』(16節)。暗黒の中にいる人々を照らす「大いなる光」として、イエス・キリストが立ち上がられたのです。

もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。Ⅰヨハネ1章7節。あなたがたは以前は闇でしたが、今は、主にあって光となりました。光の子どもとして歩みなさい。エペソ人への手紙5章8節。

イエス・キリストという「大きな光」に照らすことができない闇はありません。これは昔の話ではなく、今を生きる私たちにも与えられた事実であり真実です。罪の赦しに与り、光の中を歩む者とならせていただこうではありませんか。

・イエス様の第一声

イエス様の宣教の第一声は「悔い改めなさい。天の御国は近づいた」でした。「天の御国は近づいた」とは、神様の支配がイエス様を通して到来したという事です。すなわち、神様の恵みの支配があなたがたの心の中に臨み、満たすという意味なのです。もし、神様の支配があなたの心の中に起こるなら、神様のご性質(愛やきよさ)が、私たちの実際の行動や言動に現れます。なぜなら、天の御国の王であるイエス様が私たちの心の中に住んで下さるから事です。私たちは、地上で生きている時から、いつもイエス様に導かれて、天の御国の人として生きることができるのです。ですから、「悔い改めなさい。天の御国は近づいた」とは、「あなたの心の中に天の御国が来るために、あなたの心の中に神様に支配が及ぶように、イエス様で一杯になるように、罪の闇の中から光の中を歩くために、罪を悔い改めなさい。」という事なのです。

天の御国は神様が王であり、神様の御心だけが行われるところ、それが天の御国です。あなたの心に天の御国の支配の臨み、神様が喜ばれる歩みができますように。そして、あなたの周りの人々に天の御国の恵みが宣べ伝えられますように。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、アレカヤシ、八重ユリ、バラ、トルコキキョウ、ハイビスカスです。

この日、一人の姉妹が洗礼を受けられました。ハレルヤ!姉妹のこれからの歩みに、主の祝福が豊かにありますように。