2018年9月9日 主日礼拝メッセージ

「十字架の愛 ~本当のクリスチャンになったヨハネ~」

ヨハネの第一の手紙 4章7節~10節 金田洋介牧師

イエスの弟子のヨハネは「愛の使徒」として紹介されています。ところが彼は、かつてイエスによって「ボアネルゲ(雷の子)」というあだ名を付けられていました。彼を「雷の子」から「愛の使徒」に変えた原動力は何だったのでしょうか。

Ⅰ.愛は神から出る

ヨハネは「愛は神から出たものなのである」と愛の出所を明確にしています。私たちの内に愛があるのではなく、愛は神から出ているというのです。神が愛の源なのです。そして、愛する人は神を知っていると言うのです。つまり、神を信じ、イエスを救い主として信じているクリスチャンは、神の愛で愛する人になるのです。

Ⅱ.明らかにされた神の愛

神の愛は、「神のひとり子イエス・キリストによって明らかにされた」とヨハネは語ります。「ひとり子」とは、他に代わりのいないたった一人の大切な存在ということです。神は、それほど大切なイエスを十字架につけ、私たちの罪の身代わりとして裁いてくださいました。それは、私たちの罪が赦され、死と滅びから救われるためでした。ここに神の愛があるのです。神の愛は犠牲を厭わない愛です。

Ⅲ.神に愛されているものとして

ボアネルゲと呼ばれたヨハネは、神の愛とはまったく程遠い人でした。彼の愛は感情に左右されやすく、限定的な愛でした。しかし、イエスの十字架によって明らかにされた神の愛を知り、ヨハネは愛する人に変わりました。彼は本当のクリスチャンになったのです。本当のクリスチャンは神の愛で愛する人なのです。私たちもイエスの十字架によって現された神の愛を知り、この愛を信じて受け入れるならヨハネのように、神の愛を持つ本当のクリスチャンに変えられるのです。

たとえ特別な何かができなくても、愛することができる人を目指そうではありませんか。愛することより大切なことはありません。あなたが自ら進んで愛するなら、それだけであなたの周囲は変わります。そればかりか、神の愛で愛するあなたを通して、愛なる神が生きて働いておられることが証しされるのです。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、ゆり、りんどう、ユーカリです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。今週のメニューは、親子丼、もやしのめんたいマヨネーズ和え、ゴーヤの甘酢漬けでした。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。

教会員のペット紹介、今週は
K家のリンちゃん、♀14歳です。リンちゃんの可愛い子どもたちは、13年前に里子に出しました。以来、一匹でK家の癒しを一手に担っています。