10月22日・11月12日 お金の管理

(このブログは「見つけた子育てのよろこび」バーバラバウマン著からの学びを要約しています。)

ここからしばらくは、少し大きくなったお子さんのために、お金・時間・テクノロジーの管理の仕方を学んでいきます。お母さん自身の役にも立つことですね!

「子どもはお金の管理の仕方を学びながら、お金を賢く使う能力を身につけていく。」

イソップ物語の「アリとキリギリス」を考えてみましょう。(この場合、怠け者のキリギリスは最後にアリに助けてもらえなかったバージョンです。)実は、聖書にも「怠け者よ、蟻のところへ行け。そのやり方を見て、知恵を得よ。」(箴言6・6-8、20・4)と書いてあるのですが、あなたは自分がアリとキリギリスどちらのタイプだと思いますか。その場の満足を得るか、後になって満足するか…子どもたちは親を手本として金銭感覚を学んでいるのです!湯水のようにお金を使う親も、100円さえもケチケチ使う親もいるでしょう。けれども、お金は神様が与えてくださったものだと学ばせることも出来ます。

 

賢くお金を管理する子どもの能力を育てるために、次のようなステップを考えてみましょう。

  • 早いうちからお金の使い方の基礎を教える。

子どもを買い物に連れていきましょう。どっちがいいか選ばせる、カゴに買うものを入れさせる、お金を出させるのもよいでしょう。買おうとするものが「要るのか」「ほしいだけか」考えさせるものいいでしょう。(👩遠足のお菓子買いがそれですね。)親が生活費を項目ごとに袋などに分けているなら、それを見せたり、子どもが余計に欲しがるとき「旅行のためにこのお金が必要だから、今はこれは買えないね。」と具体的に考えさたりすることも出来るでしょう。

  • 将来のために貯金することを子どもに教える。

子どもに銀行口座を作ってあげることや、貯金箱などお金をためるものを与えましょう。そして、お小遣いの10-20%を蓄えさせて、買いたいものの目標まで続けさせるのはどうでしょう。

  • 心からささげることを教え、手本を示す。

「受けるより、与えるものは幸いである。」(使徒の働き20:35)聖書の中の有名な言葉ですね。与える経験は思いやりの心を育てます。病気や恵まれない人に食べ物を持って行ったり、発展途上国の援助団体のスポンサーになったり、クリスマスに家族でプレゼントを交換することも楽しい経験です。また、教会での献金は私たちを養ってくださる神様への感謝にもなります。

👩100円ショップに連れて行くと、子どもが父親に100円のネクタイを選んだ(^^♪。

👩子どもからもらったプレゼントは捨てられない…(^^♪

👩子どもの小遣いからではなかったが、子どもにお金を握らせて教会で献金をさせていた。

  • 親が買っておくものと自分で買うものを決めておく。

家庭によって違いますがこんな工夫はどうでしょう。学用品の一部を自分で買わせる。なくしものが多い子供のためには、親は多めに買っておき、なくしたら親の「お店から」買わせる。また、傘を一本ずつ与えた後、なくしたり壊したりしたら自分で買わせる。そんな決まりがあるご家庭もあるそうです。名案ですね!

👩友達の誕生日プレゼントは自分で買わせた。

👩子どもの成長の度合いによって変わっていくが、スマホ代金などどうするか・・(これは後の章で、皆さんで学びましょう(^^♪

  • 子どもに自分で管理するお金を持たせる。

お小遣いをどう与えるか、これも家庭によっていろいろですね。「献金/貯金/ほしいもの」というように優先順位を決めて自分で分けておくのはどうでしょう。もし足りなくなって困ったら「次の小遣いまではもらえない」とはっきり知らせましょう。もし、さらに欲しがったら「○○に使ったから、××はもう買えない」と知らせることです。

さあ、ご自分にできるチャレンジが何かあったでしょうか。

JOYには、赤ちゃんのママさんも、お子さんが大きいママさんも、先輩のママさんもいます。そして、オンラインのおかげで、現在、埼玉と愛知からママさんたちが集まっています。

次回は11月26日(木)10時半から『時間の管理』を学びます。同じテーマでもお子さんの年齢にあった悩みを話し合いたいと思います。新しく参加ご希望の方はメール又は電話でご連絡ください。日々、成長している子どもたちに知恵が必要でない日はありません。一人で悩まず、コロナに負けず、みんなで知恵を出し合いましょう!では、また~♪