五月病ということばを聞いたことがありますか。
今年も5月を迎えました。この時期、五月病という言葉を耳にします。五月病とは、正式な病名ではなく、通称で、病院では、適応障害、または、うつ病と診断されます。ただ、この時期に、多くの人々が同じような症状を示すために、一般に五月病と呼ばれるようになりました。その症状は、やる気がでない、疲れ、めまい、不眠、胃の痛み、食欲不振、動悸、息苦しさ、人と関わるのがおっくうになる、などです。また、次のような性格の人が五月病にかかりやすいと言われています。真面目、完璧主義、責任感が強い、内向的、感情を表に出さない、周りに合わせる、色々なことを気にする、などです。五月病の原因は、新しい環境に慣れないストレスや新しい人間関係によるストレスが原因です。それゆえ、対処法としては、運動をする、歌を歌う、良く寝る、心を許せる友人と話をする、好きな映画を見る、好きな本を読む、好きな音楽を聞く、自然の多い所に行く、一日中だらだらするなどが有効とされています。ストレスはためすぎると心に負担を与え、体にも影響を与えるようになります。新しい環境、新しい人間関係でストレスを感じない人はいません。誰でもストレスは受けますが、それをため込まないで、ストレスを発散させながら、生活することが大切です。その方法は人によって違いがあります。音楽が好きな人、運動が好きな人、自然が好きな人など、自分に合ったストレスの解消法を見つけることが大切かもしれません。また、自分の悩みを人に相談する(話す)ことによって、心の重荷を軽くすることができます。一人で悩み、ストレスを持ち続けると、うつ病にもなりかねません。早く対応すれば、それだけ、早く苦しみから解放されます。人は一人では生きられません。信頼できる友人を得ることは、その人の人生を豊かにします。また、私たちを愛しておられる真の神様と出会うことは、生きる力となります。元々、人間は神によって創られた者です。その創り主(神様)との出会いが私たちの人生を大きく変える出会いとなるのです。神様は、遠くにいて私たちを眺めている神様ではありません。私たちが願うならば、神様は私たちの心の中に住み、共に歩んでくださると聖書に約束されています。聖書についてもっと知りたい方、心に悩みがある方、ぜひ、一度、教会にお越しください。喜んでお話をうかがいます。