新しい出会いの時

４月は、新しい出会いの時です。新しい学校、新しい職場。また、同級生や先輩との出会いの時でもあります。新しい環境に慣れるために、多くの人々がストレスを感じます。積極的な性格の人は、すぐに友達と仲良くなりますが、おとなしい性格の人は、なかなか、親しい友達もできず、ストレスを感じる日々が長く続きます。「朱に交われば赤くなる」と言います。良いお友達や先輩、先生との出会いによって、良い意味で人生が変えられることがあります。しかし、悪い仲間に誘われたり、悪い先輩との出会いによって、悪い習慣を身に着けてしまうこともあります。友や先輩は選ばなければなりません。また、良い人と悪い人を見分ける目を育てることも大切なことです。

宗教についても同じことが言えます。世界中には様々な神々が存在し、たくさんの宗教が存在します。その中には、オウム真理教などの社会的な問題を起こす宗教もあります。表面的には優しく、親切に見える宗教が、実は、新興宗教で、気付いた時には、そこから抜け出すことが困難な状況に追い込まれることがあります。正しい宗教と、悪質な宗教との簡単な見分け方は、「出口」がはっきりしているかどうかです。「出口」とは、すぐにやめる（退会）できることです。ある宗教は、入る時は優しく親切にしますが、やめようとすると、態度が急変しおどしたり、退会できないように縛り付けようとすることです。信仰は自由ですから入るのも自由ならやめるのも自由でなければなりません。おかしいと思ったら早めにやめる決断をすることです。

キリスト教会は、入るのも自由ですがやめるのも自由です。洗脳したり、信仰を強制したりはしません。自分で判断し、自分で決断できるところです。聖書では、神様が人間を祝福するために創造されたとあります。人間だけが神様と親しい関係を結ぶことができる唯一の存在です。誰しも、神様に祈ったり、神様に助けを求めたことがあるはずです。それは、元々、神様と人間とは近い存在であったからです。もともと、人間は神様から離れて一人では生きていけない存在です。人は、自分の弱さに気付いた時、初めて、神様に助けを求めます。その時、あなたはどのような神様に助けを求めるでしょうか。聖書は神様は私たちを高価で尊い者として、愛していると記しています。神はあなたから遠く離れてはいません。あなたが、本当に神様を求めるなら、神様があなたのそばにおられ、助けてくれます。この事について、もっとお知りになりたい方は、ぜひ、教会にお越しください。お待ちしております。