2018年11月11日 主日礼拝メッセージ

「人としての本分を知る」 伝道者の書12章13~14節 金田洋介牧師

今年も子どもたちの祝福を祈ることができますことを主に感謝します。世界の宝であり、教会の宝である子どもたちの健やかな成長を心から祈りましょう。

伝道者の書の著者は、人生について様々なことを見聞きし体験した結果、人間にとって最も大切な二つのことを記しました。それは、①神を恐れるということと、②神の命令を守るということです。神を恐れ、神の命令を守ることこそ、人としての本分だと言ったのです。たとえ、余るほどの財産があっても、死んでしまったら使うことができませんし、どこにも持って行くことはできません。また、才能や能力に恵まれていても、年齢とともに衰えてしまいます。誰もが羨む地位や名誉も不安定です。この世界の全ては有限であり、とても儚いものなのです。もちろん、これらのものが全く無意味なものであるということではありません。しかし、これら全てのものを手に入れ、栄華を極めた人と言われる程の人物であった伝道者の書の著者が行きついた答えこそが、永遠に変わることのない唯一の神を恐れ、その命令を守るということだったのです。

では、神を恐れるというのはどういう事でしょうか。 それは、神の存在を認めるということです。つまり、この世の全てのものを創造された神がおられるということを信じ、認めることです。そうするなら、聖書を通して神が全知全能の偉大なお方であること、さらには、大いなる愛を持って愛しておられるのを私たちは知り、やがて神を畏れ敬う者へと変えられるのです。

次に、神の命令を守るという事は、神が命じられたこと、すなわち御言葉を忠実に守り行うということです。命令と聞くと窮屈に感じるかもしれません。しかし、神の命令は私たちの幸せのために与えられたもので、私たちに本当の自由と平和をもたらすもの、祝福を与えるためであることを覚えましょう。

あなたが未来を担う子どもたちの幸いを願うなら、人としての本分である「神を恐れ、神の命令を守る」ことを祈り、私たちもその一事に生きましょう。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、ゆきやなぎ、ピンポン菊、ゆり、スターチスです。

今日は礼拝の後、餅つき会でした。秋晴れの下、みんなで楽しい時を過ごしました。
「あなたの神、主があなたのすべての収穫、あなたの手のすべてのわざを祝福されるからである。あなたは大いに喜びなさい。」申命記16章15節

子どもたちも、頑張ってお餅を丸めてくれました。

焼き鳥マスター!(^^)!