2018年11月18日 主日礼拝メッセージ

「主を愛する人」ヨハネの福音書 14章15節~24節  金田洋介牧師 

「主イエスが私たちを愛しておられる」というメッセージをよく聞きます。罪深い私たちを主は心から憐み、十字架に命を捨てるほど愛して下さいました。しかし、主イエスに愛されていることはよく知っていても、主イエスを愛することについては、あまり考えたことがないのではないでしょうか。クリスチャンは主イエスを愛する人に変えられたことを覚えたいのです。

Ⅰ.主イエスを愛する人は、イエスの戒めを守る人

イエスを愛する人とは、主の戒め(御言葉)を守る人のことです (21節)。それは嫌々ではなく、強制でもなく、自ら進んで行います。イエスを愛しているからです。イエスを愛する愛が原動力となるのです。その一方で、イエスを愛さない人は主の戒めを守りません。それは、主なる神に逆らっていることと同じだとイエスは語っておられます(24節 )。では、イエスの戒めとは何なのでしょうか。それは私たちが互いに愛し合うことです (ヨハネの福音書13章34節)。 イエスは、①犠牲を厭わない愛、②遜りの愛、を現してくださいました。イエスに倣い、犠牲を厭わず、相手を自分より優れた者として愛する人(ピリピ人への手紙2章3節)、それが主イエスを愛する人の姿です。

Ⅱ.主イエスを愛する人に与えられる恵み

主イエスを愛する人を父なる神は愛し、イエスもその人を愛して、ご自身を現して下さると約束しています(21節)。主イエスを愛する人は誰でも、神の祝福に与り、神がいつも共にいてくださる確信と平安に満たされるのです。さらに、イエスご自身の聖さ、力、愛、強さ、憐れみ深さ、やさしさ、厳しさといったイエスのご性質が明らかにされ、イエスをより深く知ることができます。そしてこのイエスが、私たちの現実に生きて働いていることを体験するのです。主イエスを愛する人には、これ程の恵みが約束されているのです。

主イエスは命を懸けて私たちを愛してくださいました。私たちも主イエスの愛に応えて、進んで戒め(御言葉)を守り行い、豊かな恵みに与ろうではありませんか。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、白山木(やまてらし)、スターチス、オリエンタルユリ、菊です。

教会の玄関に置かれている寄せ植えです。ある姉妹が、四季折々のお花を植えて、お世話して下さっています。

秋らしい、すてきな色合いです。