2019年3月17日 主日礼拝メッセージ

「主の言葉を聞きなさい」 ホセア書 4章1~19節  金田洋介牧師

ホセア書は前半1章~3章と後半4章~14章と、大きく二つに分けることができます。後半から北イスラエルの罪が具体的に指摘されています。

Ⅰ.主の言葉に無関心な罪 1~3節

北イスラエルの民は、主なる神の前に真実がなく(嘘、偽り)、誠実(真心)でもなく、主を知ろうともしない(無知)というのです。そのような歩みが国中に多くの罪をもたらし(2節)、その結末は滅びであることが宣告されています(3節)。 彼らの大きな過ちは、主と主の言葉に無関心であったということです。主の御心を心に留め、主の御言葉を愛することがいかに大切かを教えられます。

Ⅱ.主の知識(教え)を捨て、主の戒め(律法)を忘れた罪 4~10節

続いてホセアは、民を導く祭司、預言者の罪を指摘しました。模範となるべき彼ら自身が偶像崇拝と不道徳の罪を犯し、神をも畏れない行動をとっていたのです。 民から神に対する知識を奪い、妨げ、神の律法に背かせ、罪を犯させたのです。

神は私たちが神の言葉である聖書の教えに、どのように生きているかを見ておられます。教会の中だけでなく、教会の外、すなわち社会の中において、証しが立つ歩みを神様から求められているのです。行動が伴う信仰生活を目指していきましょう。

Ⅲ.主の言葉に逆らい続けた罪 11~19節

祭司たち、そしてイスラエルの民を罪の深みに陥らせた根本的な原因は偶像崇拝ですが、神とイスラエルとの関係の崩壊は、彼らが主の言葉を軽んじ、主の言葉に逆らったことによって始まりました。神の警告の言葉もむなしく、偶像崇拝の罪に囚われ、罪の深みに陥ってしまいました。神は民をなすなすがままにさせ、最後には滅亡へと向かっていくことが告げられました。真の神を捨て、偶像崇拝と不品行の罪が蔓延する北イスラエルの姿は、今の日本の姿をそのまま写し出しているようです。

真の神を知ろうとも、聞こうとも、畏れようともしません。このままでは、ただ滅びを待つのみです。しかし、主なる神は「わが民よ、聞け、…あなたが私に聞き従うことを望む(詩篇81:8)」と、御声に聞き従うことを切に求めておられます。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、あじさい、カラー、スターチス、アルストロメリアです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、豆腐と豚肉の赤味噌炒め丼、セロリのかきたま汁、切り干し大根の漬物です。美味しくてバランスの良いお食事でした。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。