2019年5月26日 主日礼拝メッセージ

「神の国を継ぐ者~御霊によって歩きなさい」 ガラテヤ人への手紙 5章16~26節 金田洋介牧師

パウロの伝道によって増え広がったガラテヤの諸教会は、違った福音(1章6節)によって正しいキリストの福音が曲げられ、惑わされていました。パウロは彼らを戒めるとともに、御霊によって信仰生活を歩んでいくことを勧めました。

私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、肉の欲望を満たすことは決してありません。5章16節 「肉の欲」とは、御霊の働きや介入を拒絶する思いと主の御言葉に反抗する生き方、そしてそこから生まれる自己中心に生きようとする欲求のことです。肉の欲は御霊と対立し(17節)、醜い罪となって現れ(19~21節)、罪に囚われ続け、神の国を継ぐことができなくなってしまうのです。

御霊によって歩むとは

御霊を①認識すること。御霊が共におられ、見ておられると認識するのです。②信頼すること。御霊は傍らに立ち、あなたを助けてくださるお方です。③御霊に相談すること。どんなに易しいことも、難しいことも相談するのです。④御霊に従うこと。御霊は御言葉を通し、あらゆる人を通して教えてくださるお方であり、御霊自身が警告を与えられます。示されたのなら素直に従いましょう。⑤御霊に歩調を合わせて進むこと。自分のペースではなく、御霊のペースに合わせて信仰生活を歩むのです。時には待ち、考え、自らの歩みが神の御心に適っているかを吟味しながら、御霊と共に歩むことです。しかし これらの歩みは、一朝一夕で身に着くものではありません。日ごとに神の御前で静まり、祈り、御言葉に養われることが大切です。罪を示されたなら素直に罪を認めて悔い改めイ、エスの十字架を仰いで行くのです。そして、忘れていけないことは、御霊によって歩んでいても、誘惑が無くなるわけではないことです。御霊に逆らう思いが起こったり、罪に誘う悪魔の試みは常にあります。しかし、恐れてはなりません。神の介入を受け入れ、御霊によって歩み続けるなら、肉の欲という御霊への反抗、自己中心な歩みへの欲求、罪の行いに身を委ねようとする欲求に打ち勝つことができると聖書は約束しています。地上の歩みにおいては御霊の実を結び、後の世においては神の国を継ぐ者とされたいのなら、御霊によって歩きなさい!

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、デルフィニュウム、グラジオラス、オリエンタルユリ、ひまわりです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、丸天うどん、ご飯、お漬物です。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。
初めての方も無料です。