2019年7月7日 主日礼拝メッセージ

「救いの恵みに生きる~四つの縛りからの解放~」エペソ人への手紙 2章1~10節  金田洋介牧師

パウロは、エペソ教会の人々がどういう状況の中から救われたのかを思い起こさせるために、これまで彼らが縛られていた四つのことを示しましたが、私たちも彼らと同じように縛られていた存在であったことを思い起こしたいのです。

1.「背きと罪」の中に死んでいた

まず、パウロは背きと罪の中に死んでいた者だったと語ります。罪は的外れ、道を外れる、間違った道を歩むという意味です。神様のお心に背き(反抗し)、神様という的を外れ、誤った道を歩んでいたということです。

2.「この世に流されていた」

次に、神様中心の世界の価値観(聖書の価値観)ではなく、自己中心の世界の価値観(この世の価値観)に流されていた者でした。イエス様は「この世は、罪の誘惑があるから、わざわいである」と言っておられました(マタイの福音書18章7節)。私たちは、罪の世に流されるまま生きていた者だったのです。

3.「空中の権威を持つ支配者」に従っていた

「空中の権威を持つ支配者、すなわち、不従順の子らの中に今も働いている霊」とは、神様の御言葉に逆らわせ、人間を不従順の道へと誘う存在、サタンです。私たちはサタンの虜にされていたのです。

4.「肉の欲」に従って生きていた

「肉の欲」とは、自分の思うまま、欲するままに生きる。すなわち、自己中心的な生き方であると同時に、神様の御言葉、御心に反抗する欲求のことです。肉の欲がもたらす罪(ガラテヤ人への手紙5章16~21節)に囚われ、生きていたのです。

かつての私たちは、これらのものに縛られていた存在でしたが、イエス様を信じて救われ、解放された(イエス様を信じるなら解放される)のです。この救いは神様から与えられた恵みです。この素晴らしい救いの恵みの大きさを自覚し、この恵みを土台として、良い行い(神様の御言葉、御心に従う人生)という応答を神様に現わしていこうではありませんか。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、ドラセナ、ゆり、トルコキキョウ、バラ、オンシジュームです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、とろとろあんかけ丼です。野菜とシーフードのバランスがばっちりの一品でした。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。