2019年9月29日 主日礼拝メッセージ

「まことの礼拝者」 ヨハネ4章1~26節  金田ゆり牧師

イエスとサマリア人の女性との出会い。この女性とイエスとのやり取り全体に、礼拝の本質が、在り方が、この物語全体に現れています。

1.生ける水、み言葉への渇き

仲の悪いユダヤ人であるイエスに声を掛けられ、女性は大変驚きます。しかも、イエスは「生ける水」を与えてくださると言います。イエスが与えてくださる水、神の賜物は、永遠の命なのだとイエスは言われました。身も心も渇いていた女性は「その水を私に下さい」と切望しました。この姿こそ、まことの礼拝者の姿です。私たちは渇いて礼拝に来ているでしょうか。イエスが与えて下さる生ける水、み言葉への渇きがある人は幸いです。イエスが与えようとしている全てを受けることができるのです。

2.イエスの取り扱い

イエスは、女性の抱える問題の核心を突かれました。「あなたの夫をここに呼んで来なさい」。 女性が絞り出した言葉は「私には夫がいません」。イエスは、女性には5人の夫があったが今いるのは夫ではない、と言い当てられました。そのうえで、「あなたは本当のことを言いました」と女性の告白を良しとされ、彼女の哀しい人生を受け止められました。まことの礼拝とは、このようにイエスに取り扱われるところです。イエスはみ言葉を与えると同時に、私たちを取り扱われます。これがまことの礼拝です。

3.父が求めておられる、まことの礼拝者たち

女性の心は、礼拝すべき場所に向けられていきました。サマリア人の礼拝所を、ユダヤ人は否定していたからです。しかし、イエスは礼拝する場所ではなく、どのように礼拝すべきかを教えられます。「御霊と真理によって父を礼拝する時が来ます」。聖霊の導きと、真理であるイエスの言葉によって、父なる神様は礼拝されなければならないのです。三位一体の神の、圧倒的臨在の中で私たちは礼拝をささげます。これがまことの礼拝です。主日を特別な日として、礼拝を特別な時間として、主の臨在を畏れ、父の求めておられるまことの礼拝をささげることができますように。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、アスター、オリエンタルユリ、菊(アナスタシア)、オンシジュームです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。今週のメニューは、韓国風温たまのせ丼です。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。