2019年10月20日 主日礼拝メッセージ

「神の言葉に従い抜いた三人の青年」 ダニエル書 3章1~30節 金田洋介牧師

Ⅰ.ネブカドネツァル王の命令

バビロンの王ネブカドネツァルは、自分の権力の象徴として金の像を建て、それを拝むよう全国民に命じました。一方、拝まない者は、即刻、火の燃える炉の中に投げ込まれるというのです。この命令は捕囚されたユダヤ人たちも例外ではありませんでした。裁きを恐れた多くの国民が、金の像を拝む中、王の命令に従わなかったユダヤ人たちがいました。彼らの名はハナニヤ(シャデラク)、ミシャエル(メシャク)、 アザリア (アベデ・ネゴ)。 金の象を拝まなかったのは彼らだけでした。 結果、三人は王命違反で訴えられ、審問を受けることになったのです。

Ⅱ.神の言葉に従い抜いた三人

ネブカドネツァル王は甘言と脅しを用いて彼らを屈服させようとしますが、三人は「私たちの神は激しく燃える火からも、王からも救うことができる。たとえ死ぬことになっても、他の神々に仕えず、王の建てた金の像も拝みません」と答えます。この言葉に王は激怒し、三人は激しく燃える炉の中に投げ込まれてしまいます。ところが、神のみ使いによって助けられ、三人は無傷で出てきました。この奇跡を目の当たりにした王は、三人が信じる神を崇め、讃えたのでした。

の三人の信仰は、信じていれば自分の思い通りになる、いいことがある、というようなご利益的なものではありません 。どこまでも神が主体でした。たとえ思い通りにいかなくても、神の計画に委ねる信仰があったのです。神の計画、神の御心、神の御言葉に従うことこそが、彼らの喜びでした。神こそが、彼らの人生のまことの王でした。

大きな試練にあった彼らでしたが、従い抜いた先にある神の御業を体験しました。神は、私たちにもその御力を現されます。御言葉に従い抜いた者が受ける、神の祝福を体験しなさい。試練の中でも、ただ神の御言葉に従い続け、神がその信仰にどのようにお応えくださるか。あなた自信の証が必ず生まれるでしょう。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、ドラセナ、アナベル、マリーゴールド、トルコキキョウです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週は、婦人会が新メンバーの歓迎会のため、外にランチに出かけたので、金田先生がちゃんぽんを作ってくださいました(絶品とのうわさあり)。お土産のうなぎパイもありました。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。
初めての方も無料です。