2019年10月27日 主日礼拝メッセージ

「安息日にささげる愛」ヨハネの福音書 9章 13~41節 金田ゆり牧師

安息日の制定の起源は、出エジプト記20章です。主が創造のわざを休まれた日であるから聖とせよ。さらに申命記6章では、主がエジプトの奴隷時代から救われたことを覚えて聖とせよ。この二つを合わせますと、主なる神を深く覚えるために、安息の時間を設けなさい、安息の日とせよ、ということになります。

① パリサイ人の安息日

イエス様はシロアムの池を通して、男性の目を癒されました。その日は安息日であったのです。パリサイ人たちは、目を癒したことは労働にあたるとして論争を繰り広げ、分裂します。また、彼らは、イエス様が神の元から来た者だと信じたくなかったので、男性や両親を何度も問いただします。彼らは、自分たちの思いを通しイエス様を否定するために安息日を過ごしたのです。私たちの周囲はイエス様を否定するもので満ちています。誘惑に打ち勝ちイエス様覚えて安息日を過ごす人は幸いです。

②イエス様の安息日

イエス様は「わたしを遣わされた方のわざ」(4節)を行うため、父の御心を行うために、全ての時間を費やされました。安息日にもそれを徹底されていました。それは、弟子たちや人々を愛し通す事でした(13章1節)。神を礼拝し、隣人を愛することに安息日の時間を用いられました。非難を受け、命まで狙われることは百も承知の上で、安息日を父の御心通りに生きることを徹底されたのでした。

③男性の安息日

パリサイ人たちに何度も問いただされた男性は、イエス様が神から遣わされた預言者だと認め、堂々と反論しました。彼を愛し 目を開けてくださったイエス様へ、愛の応答をしたのです。結果、彼は会堂から追い出されてしまいました。しかし、彼はイエス様に愛をささげるために安息日を過ごしたのです。その後、目を開けて下さったイエス様をその目で見て、信じ、礼拝したのでした。私たちの愛を、心をおささげする、美しいまことの安息日を過ごすことができますように。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、ハイビスカス、りんどう、ゆり、オンシジュームです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、カレーライス、野菜の浅漬け、みかん、中国のお土産のクッキーもありました。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。