2019年11月3日 主日礼拝メッセージ

「幸いな関係を目指して」 エペソ人への手紙 5章21節~6章4節  金田洋介牧師

Ⅰ.妻に対する勧め( 22~24節)

聖書は、「主に従うように自分の夫に従いなさい。」と教えています。これは「イエスに対するように夫に従いなさい」という意味で、愛と尊敬をもって夫に仕えるということです。相手が自分よりも優れた人である、自分にはない良い部分があると、素直に認めて敬うということです。また、夫は妻のかしらである(23節)とあります。夫婦、一家の代表者としての夫を敬うようにと勧めているのです。しかし、これは夫婦お互いに努力が必要です。互いに謙り、愛を前提として、許し合い、助け合い、補い合いながら、麗しい夫婦関係を目指しましょう。

Ⅱ.夫に対する勧め(25~31節)

夫に対しては、「キリストが教会を愛してご自身を献げられたように」、「自分のからだのように」、「自分自身のように」妻を愛しなさいと、強く勧めています。夫たる者、最上の愛で妻を愛さなければならないと聖書は語っています。「最上の愛」とは、犠牲を厭わない愛のことです。しかしながら、私たちの全てをかけてもキリストの愛に勝ることはできません。けれども、目指すことはできるのではないでしょうか。夫たちよ、命懸けで妻を愛する者を目指そうではありませんか。

Ⅲ.子供と親に対する勧め(6章1~ 4節)

「あなたの父と母を敬え」は十戒の人と人との戒めで最初の戒めです。この命令は、幸福をもたらすもの、長く生きるためであると聖書は語っています。また、両親は子供に対して愛と配慮をもって神の御言葉を教える責任があるのです。家庭の秩序と平和を保つためにも、この教えを守りを行わなければなりません。

幸いな夫婦関係、親子関係を願うなら、「妻たちよ」、「夫たちよ」、「子たちよ」、「父たちよ」と、それぞれに語られた神のみ言葉を常に心に留め、御言葉の勧めを実践することが必要です。ここに全ての関係における平和の秘訣があるのです。幸いな夫婦、親子関係は他でもなく神ご自身が望んでおられることなのです。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、ゆり(イエローウィン)、グラジオラス、トルコキキョウです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、だご汁と高菜飯です。本格!熊本の郷土料理に、お腹も心も満たされました。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。