2019年11月17日 主日礼拝メッセージ

「神の武具を取りなさい」 エペソ人への手紙 6章10~20節  金田洋介牧師

この手紙の著者であるパウロは、神によって強くされ、 戦いに備えるべきであると勧めています。パウロが語る戦いとは、人と人との戦いではなく悪魔との戦い、すなわち目に見えない霊の世界の戦いのことです。昔も今も、私たちが生きる世界は罪と汚れに満ちた世界です。聖書は、世界の罪と汚れの背後にいる悪魔の力と支配を教えています。 悪魔はあらゆる方法を持って私たちを神から引き離し、神に敵対させ、罪の奴隷としようと働くのです。

そこでパウロは、神の武具で身を固めるようにと教えています。神の武具とは、真理の帯、正義の胸当て、平和の福音の備え、信仰の盾、救いの兜であると教えています。それは、真理であられる主イエスの御言葉を全ての行動の土台とし、イエスを信じる信仰による義(正しい者とされたこと)を確信し、神との和解によってもたらされた平和の福音を宣べ伝えること。また、神ご自身に私たちの盾となって守っていただき、イエスを信じる信仰によって立ち続けることです。これらの神の武具は、悪魔から私たちの信仰生活を守る、強固な防具なのです。

そして、神が与えてくださる武器は、神の御言葉である御霊の剣です。主イエスも悪魔に試みられた時、御言葉の剣を持って勝利されました。神の言葉である聖書の言葉に聞き従うなら、悪魔の誘惑からも勝利できるのです。

最後にパウロは、「祈りこそが最も大きな武具であり、武器である」ということを語っています。絶えず忍耐を持って、根気よく祈り続けること。そして聖霊に導かれた祈り、「御霊による祈り」をささげる祈りの人となる時、神を中心にする生活から引き離そうとする悪魔の攻撃に立ち向かうことができるのです。

私たちは、「主にあって、その偉大な力によって強く」されるのです。悪魔の策略は常に私たちの生活の中にあります。対抗して立ち続けていくために、神の武具を身につけ、悪魔との戦いに勝利させていただきましょう。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、カトレア、トルコキキョウ、ドラセナ、やまてらしです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、シチューオンライス、さつまいもとれんこんのコロコロサラダです。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。

作業中にパシャリ。
教会のお庭に、かわいいお客さんがいつも来るんです。✨
シジミチョウです。

寄ってみました。薄紫の羽がきれいですね。(^^)
「今日あっても明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたには、もっと良くしてくださらないでしょうか。信仰の薄い人たちよ。」
マタイの福音書6章30節