2019年12月15日 主日礼拝メッセージ

「羊飼いたちの賛美」 ルカの福音書 2章1~20節  金田ゆり牧師

イエス様がお生まれになった頃、ローマ皇帝から人口調査の勅令が出されたため、先祖の故郷で登録するユダヤの慣例に従い、ダビデの子孫ヨセフと身重の妻マリアは、ダビデの故郷ベツレヘムへ向かいました。

①羊飼いたちの現実

人口登録で国中が賑わっている中、羊飼いは羊の群れの夜番をしていました。彼らは、町に定住して守るべき律法を守れず、宗教指導者たちから罪人のレッテルを貼られている人々でした。大変貧しく、卑しい身分とされている人々でした。人口にも数えられていません。だから、人々が人口登録をする中、彼らは野宿をしていたのです。これが彼らの現実なのでした。

②知らせは真っ先に羊飼いへ

ところが、神様はこの羊飼いたちの元へ御使いを送り、真っ先に救い主誕生のニュースを伝えられました。彼らは偶然、そこに居合わせたわけではありません。神様が明らかに羊飼いたちに!と決めておられたことがわかる、喜びのみ言葉です。天の軍勢を見るなど、旧約の一握りの預言者たちが幻を見ただけです。神様は、救い主誕生の知らせを聞く代表として、名も無き羊飼いたちを選ばれたのです。

③飼い葉おけの救い主との出会い

彼らは、勇気を出して町に向かいました。なぜなら、救い主は飼い葉おけに寝かされていると聞いたからです。しかも、時間は真夜中。虐げられている彼らは、真夜中の家畜小屋なら行くことができたのです。彼らは、飼い葉おけの中の救い主を見ました。救い主を礼拝し、神を賛美しつつ、彼らの厳しい現実に帰っていきました。私たちは神に愛され、覚えられている。貧しいことも差別されていることも決して恥じなくていい。夜空に羊飼いたちの賛美が響き渡ったのでした。神の愛に応答し、あなたの現実に現れてくださる救い主を見出そうではありませんか。神はあなたに、決して奪われることのない賛美を必ずお与えになります。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、つつじ(白い枝)、マトリカリア、スカシユリ、アルストロメリア、カーネーションです。

この日は、キッズクリスマス会でした。クリスマスのお話をきいたり、サンタさんが登場したり…

抽選会でプレゼントをもらったりしました。地域の子どもたちが、イエス様を受け入れますように。

~ミセス・プリスカのひとりごと~
Merry Christmas!
クリスマスシーズンは、I姉が必ずポインセチアを植えてくださいます🎄
寒さに弱いポインセチアさん、プリスカのお世話が下手なので、毎年ご機嫌ななめで、枯れやすい😅
でも、今年は暖冬なので機嫌よく咲いてくれています✨
機嫌の良いところに、いつものかわいいお客さんが来まして…🦋 思わず見入ってしまいました😊
ドタバタとせわしいプリスカの時間を神様が止めて下さって、ホッとひと息、神様が平安を下さるのを感じたのでした。
詩篇4篇8節「…主よ、ただあなただけが 安らかに 私を住まわせてくださいます。」