2019年12月22日 主日礼拝メッセージ

「神様からのプレゼント」 ヨハネの福音書 1章9~12節 3章16節 金田洋介牧師

この時期、クリスマスプレゼントやカード、お歳暮といった贈り物をする機会が多いと思います。贈り物をする時、贈り主は贈る相手のことを一番に考えます。それは、贈り主にとって贈る相手は大切な存在だからです。実は、全ての創造主である神様からのプレゼントが私たちに与えられたことを聖書は語っています。

ヨハネ3章16節の御言葉は聖書の中でも特に有名な言葉です。神が私たち一人一人にプレゼントを下さったというのです。そのプレゼントとは、イエス・キリストのことです。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された・・・それは御子を信じる者が・・・滅びることなく永遠の命を持つため」とあるように、イエスというプレゼントは、私たちに対する神の愛の証です。そして、イエスを与えられた目的は、私たちを罪の滅びから救い、永遠の命を得させるためだというのです。

次に、主イエスはすべての人を照らすまことの光である(9節)と聖書は語っています。光であるイエスは、私たちの心の闇(罪の闇)を照らし、私たちが神の御前に罪を悔いめるように導いてくださるお方です。ところが、人間は光であるイエスを受け入れません(10-11節)。罪の結末が死であることを知りながら、光ではなく闇を愛し、神に反抗するのです。 しかし神は、そんな私たち人間に対して、ある約束を与えてくださいました。それは、「イエスを信じるなら、その人は神の子どもとなる」という約束です(12節)。神の子どもは聖い神の子どもですから、罪が赦された聖い子どもとされるのです。聖い子どもとされた人は、神と同じように、永遠の命を持つのです。 しかし、そのような素晴らしい約束も、信じなければ実現しません。神の子どもになれるのは、神のプレゼントであるイエスを信じた人だけなのです。神からのプレゼントはどんな人でももらえるプレゼントです。あなたの罪が赦され、神の子供となり、永遠の命を持つために生まれて下さったイエスを信じ、共にその誕生を祝い喜ぼうではありませんか。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、くじゃくヒバ、グロリオーサ、オリエンタルユリ、スプレーバラです。

この日はクリスマス礼拝で、皆さんの持ち寄り愛さん会でした。たくさんのお料理が並び、皆さんでイエス様のお誕生をお祝いしました。