2020年11月22日 主日礼拝メッセージ

「恵み深き神への賛歌」 詩篇15篇1~13節 金田洋介牧師

本日は、収穫感謝礼拝です。神の恵みを心に覚え、感謝をもって礼拝をささげたいと思います。詩篇の65篇、ダビデ王の讃歌です。
Ⅰ.礼拝の民としてくださった神への感謝  1~4節
ダビデは礼拝されるべきお方である神は、私たちの祈りを聞かれるお方であり、私たちの背きの罪を赦されるお方だと歌います(2-3節)。ダビデは、神に近付くことを許され、神と共に生き、神を礼拝する者とされた感謝を忘れません。

今年ほど礼拝できる幸いを感じる年はなかったと思います。新型コロナのために、会堂での礼拝を数か月間自粛しました。しかし、ネットを用いて自宅でも旅先でも、病室に居ながらも、毎週欠かさず礼拝できたことを神に感謝しましょう。

Ⅱ.被造物において認められる神の御力を畏れ、信頼する 5~8節
私たちが礼拝する神は、すべての創造者、世界の創り主です。人が認めようが認めまいがこれが事実です。この世界を見るならば、神がすべての被造物の秩序を保っておられることに気付くはずです。神はその御力をもって、私たちを守って下さるのです。神の御力を畏れ、そして心から信頼しようではありませんか。

このコロナ禍のイタリアで、無神論者である二人の医師が神に出会いました。新型コロナ感染拡大による医療崩壊で、精神的にも肉体的にも限界を超えた時、ある患者が聖書を読んで聞かせているのを彼らは聞きました。その人は牧師でした。人々が次々と死にゆく中、限界をとうに超えたその医者達は、その牧師が優しく語りかけ、手を握り、聖書を読み聞かせる姿に、彼ら自身も神に憐れみを求める必要に気付いたのです。無神論者だった彼らが、今では数分の時間を見つけては神に祈ります。暗黒の中で、全ての創造者なる神と出会ったのでした。
Ⅲ.良きものを恵んで下さる神への賛美と感謝 9~13節
豊かな収穫、良きものを与えて下さる神を賛美しています。良い者にも悪い者にも等しく雨を振らせてくださる神。更には、見えるところ、見えないところさえ満たして下さるお方です。人には神でしか満たすことの出来ない渇きがあります。その全てを神は豊かに満たして下さるのです。神は、恵み豊かなお方です。

知恵も平和も、平安も癒しも、具体的な何かを、あなたの渇きを神に申し上げるのです。ひとり子イエスを犠牲にしてまであなたを愛して下さったお方は、あなたに最善を成し、豊かに満たし、喜びの賛美をささげる者に変えて下さるのです。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、ユリ、アルストロメリア、ユキヤナギ、グラジオラスです。