2023年7月23日 主日礼拝メッセージ

「神である主が語られる!その時あなたは?」 アモス書 3:1-8 金田洋介師

神である主が語られる「わたしがあなたがたを選んだ」

アモスは、かつて神様がイスラエルの民をエジプトから救い出されたことを思い起こさせながら(1節)、神様が地上の民の中から選び出したイスラエルの民の咎を罰すると宣告しす(2節)。神様は、「わたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる」(出エ 19:6)ため、イスラエルの民を選ばれました。民は神様の御言葉に従い、神様に仕え、神様の御旨を全世界に伝え、異邦人を神様に導く使命が与えられていたのです。ところが、果たすべき使命を果たすどころか、ことごとく神様の御旨に逆らい、御言葉に背き、神様の御前に罪を犯したのです。それゆえに、神様はイスラエルの民を罰すると言っておられるのです。
これは今日の私たちにも語られている言葉でもあります。神様であられる主は「あなたを選んだのはわたしである」と語っておられます。そして、私たちにご自身の御言葉に従い、 神の子、光の子として歩んで行くこと、どのようなところから救われたかを証しし、福音を宣べ伝えなさいと命じておられます(1ペテロ 2:9)。どうか、救いの恵みとともに与えられ た使命、責任を、聖霊様の助けをいただきながら全うしようではありませんか。

「神である主が語られる!その時あなたは?」

3~6 節はみな、因果関係を示しています(※因果関係とは、原因とそれによって生じる結果との関係のこと)。これを踏まえて 7 節。「まことに、【神】である主は、ご自分の計画を、 そのしもべである預言者たちに示さずには、何事もなさらない。」とあるように、神様がご自分の計画を行なわれる時、必ず預言者によってその計画を前もって示してから、実行されるというのです。これは、神様はアモスを通してイスラエルの民に悔い改めの機会を与えようとしておられることが分かります。アモスは神様の御心を悟り、【神】である主が語られる。だれが預言しないでいられよう。と語ります(8 節)。「神様である主が語っておられるのに、預言せずにいられるだろうか。」と言っています。預言者エレミヤも同じでした。彼は 黙っていようとしても、語ることを抑えられませんでした。ペテロもヨハネも、見たこと、 聴いたこと、体験したことを話さずにはいられないと告白しています。
主の声にあなたはどう応答しますか?まず、証しし伝道することが挙げられますが、罪を指摘される声もありますから、悔い改めへの招きかもしれません。あるいは御心と御言葉を実行することへの招きもあります。あなたの周りに起こっている事々、あなた自身に起こっ ている事々を今思い起こしてましょう。今日、語られているように、神様の許しなしに起こ りません。必ず、神様の深いご計画があるのです。私たちの悟るべき理由があるのです。中には、今は分からなくても後に明らかにされることもあります。大切なのは、立ち止まって神様の御前に出てること。御言葉に心を留めることです。神様の御声を聴いた時、神様が求めておられる応答ができるように、聖霊様の助けを求めて参りましょう。

今日のお花は、パンプスグラス、トルコ桔梗、ひまわり、ビブハナムです。