2018年1月21日 主日礼拝メッセージ

「強く、また雄々しくあれ」 ヨシュア記1章1節~9節 金田洋介牧師

ヨシュア記1章は、偉大な指導者モーセの後継者としてイスラエルのリーダーとなったヨシュアの出発点となる重要な場面です。

Ⅰ.ヨシュアの人物像

いよいよ表舞台に立つヨシュア。ヨシュアのこれまでの活躍は「アマレクとの戦い(出エジプト記17章8~16節)」、「約束の地カナンの探索(民数記13章)」が主にあげられるように、若い時からモーセの従者(民数記11章28節)」として歩んできました。「神の霊(民数記27章)と知恵の霊(申命記34章)」に満ちた人物であったと記されていますが、私たちと同じように不安や恐れを抱く一人の人間でした。

Ⅱ.ヨシュアの使命

2節「…今あなたと、このすべての民とは、共に立って、このヨルダンを渡り、わたしがイスラエルの人々に与える地に行きなさい。」とあるように、ヨシュアの使命とは民を率いてヨルダン川を越え、約束の地へと足を踏み入れることでした。約束の地は「既に与えられている(新改訳2017)」と言われるのです。しかし、これは大きなチャレンジです。ヨルダン渡河はもちろん、渡り切ったとしても多くの敵が待ち構えているのです。

Ⅲ.ヨシュアへの励まし

聖書は彼の心境を何も記していませんが、「強くあれ、雄々しくあれ、恐れてはならない」との言葉が繰り返されていることから、彼の心の内が伺えます。あのモーセの後継者ですから、プレッシャーを感じないはずがありません。その上、イスラエルの民の不信仰を見てきたのですから無理はありません。しかし神は、「共にいて、見放さず、見捨てない」とヨシュアを励まし、神の御言葉を信じ、従い抜いた先に勝利があることを教えられたのです。優れたリーダーのヨシュアであっても、今日の私たちのように不安と恐れを心に抱いていたことがわかりました。同時に、勝利の秘訣も明らかにされました。それは、共におられる神を信じ、神の御言葉に従うことです。疑わず、諦めず、ただひたすらにこの一時に努めるなら、ヨシュアと同じ確信を掴めるのです。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、モンステラ、トルコキキョウ、アルストロメリア、カラー、マトリマリア(白い小花)です。

礼拝の後、ほぼ毎週愛餐会(楽しく美味しいランチタイム)をもっています。
今週のメニューは、豆乳鍋、キャベツと大豆のボイルドサラダ、ごはん、メロン(献品)です。
料金は大人250円、中学生150円、小学生100円、小学生未満は無料です。
また、初めての方も無料です(^▽^)/。