2018年5月20日 主日礼拝メッセージ

「ペンテコステの恵み」 

使徒行伝 2章1節~4節  ヨハネによる福音書 14章16節~17節 金田洋介牧師

イエスのご昇天後、弟子たちは約束の聖霊を求め、心を合わせて祈っていました。時は五旬節、突然激しい風が吹いたような音が天から起こり、彼らが集まっていた家一杯に響き渡りました。すると、炎のように分かれた舌のようなものが現れ、一人一人の上にとどまった瞬間、一同は聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに色々の他国の言葉で語り出したのです。

ペンテコステの日、助け主であり、真理の霊である聖霊が与えられました。聖霊は私たちの信仰を守り、励まし、助けてくださるお方です。また、聖霊の力が働く時、私たちは神の御言葉に目が開かれ、神の御心を知ることができるのです。このような素晴らしい聖霊の恵みは、イエスを救い主と信じ受け入れる全ての人に与えられます。しかし、神の御言葉や御心を無視して自己中心に生きるなら、聖霊の恵みを十分に体験することはできません。自己中心の生き方から、神中心の生き方にシフトし、あなたの人生のハンドルを聖霊なる神に握っていただくのです。そうするなら、聖霊の素晴らしい恵みを体験することができるばかりか、あなたの人生は幸いなものへと変えられていきます。

聖書は「御霊によって歩きなさい」と語っています。御霊によって歩くとは、聖霊に支配された生活のことです。しかし、支配されると言っても全く自由の無い状態ではありません。聖霊が主導権を握っておられるという事は、「こうでなければならない」と自分の思いや願いに固執することなく、「全ての事において最善に導かれる聖霊にお任せします」と、いつでも聖霊にお任せすることができる自由をいただいているということなのです。また、「歩きなさい」とは「歩き続ける」ということで、一度きりでなく何度でも、いつまでも聖霊を主体に、聖霊と一緒に生き続けなさいという意味です。もし、聖霊によって歩むなら、聖霊がもたらす恵みの実を結ぶことができます。 神と人との関係の中に結ぶ、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意の実。さらに忠実、柔和、自制の実を自分自身において結ぶのです。

ペンテコステの恵みを心から喜び、聖霊によって歩みましょう。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、アリアム、ユリ、トルコキキョウ、白山北(やまてらし)です!

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、炊き込みご飯、そうめん汁、キュウリのお漬物です。お土産の長崎カステラもありました。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。