2018年8月19日 主日礼拝メッセージ

「健やかな信仰」箴言4章20節~27節 金田洋介牧師

ある人は自分の身体のために心を配り、健康維持に努めます。その一方で、自分の健康を過信し、身体に心を配ろうとしない人もいます。これは私たちの信仰にも当てはめることができます。もし私たちが、自らの信仰を健やかに保つことに対して努めるなら、いつも命に溢れる信仰生活を送れるでしょう。しかし、自らの信仰の健康を保つことに無関心でいるなら、不摂生を続けたことによって、身体に思わぬ大病を招くことがあるように、信仰も危機的状況に陥る恐れがあります。命に溢れる信仰生活どころか、クリスチャンとしての成長も止まってしまいます。では、どのようにしたら信仰を健やかに保つことができると聖書は言っているのでしょうか。

信仰を健やかに保つためには、神の御言葉をよく聞くことから始まります。20節「わたしの言葉に心をとめ、私の語ることに耳を傾け」とあります。すなわち、神の言葉をよく聞きなさいと言っています。イエスも「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言葉によって生きるものである。」と言われました。ですから、霊の糧であるみことばを毎日読みましょう。御言葉によって霊の健康はもちろん、心身も健やかに保たれるのです。

次に、力の限り心を守らなければなりません。23節に「油断することなく、あなたの心を守れ、命の泉は、ここから流れ出るからである。」とあります。心は全人格を表しています。神の御言葉によって私たちの心は育まれ、神の御心を行うことができるようになるのです。つまり、私たちの心にあるものが実生活の中に言動や行動となって現れるのです。ですから、普段の生活を顧み、健やかであるか点検することが大切です。

私たちのの周りには、神の御言葉を妨げるもの、引き離すもの、聞こえなくするもので溢れています。私たち自身の力で自分の心を守り切ることはできません。常にイエスに守っていただきましょう。そして、御言葉を信じ受け取り、神の御心を喜んで行う、健やかな信仰生活に励みましょう。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、パンパスグラス、ドラセナ、ピンクッション、トルコキキョウ、リンドウです!