2014年に初回のミュージックフェスタを開催してから、今年で9回目を迎えることができました。
今年は、成東ヴォーカルアンサンブルの出演に加えて、東金市を拠点に活動しているくりコーダーアンサンブル(リコーダー)、ウクレレとギターの演奏、テナーサックスとピアノのデュオ、そして当教会の信徒による手話賛美(「輝く日をあおぐとき」)など、みなさんの日頃の練習の成果をたっぷりと楽しませていただきました。
また、原田牧師によるショートメッセージでは、「主」という漢字に着目。「王」の上にある「、」は灯を意味し、「主」は常に私たちの中心にいてくださり、隅々まで照らしてくださる存在であることをわかりやすく伝えていただきました。
センド国際宣教団の宣教師として、長い間伝道の働きをしてこられたリーズナーご夫妻をお迎えしました。午後には、ご夫妻のこれまでの働きと八街福音キリスト教会へのご奉仕への感謝を思いをもって感謝会のときを持ちました。
宣教メッセージは「神を待ち望む」。
私たちはたくさん祈りますが、自分のことを祈ることが多いもの。神が望むようにと神に委ね、’神に出会った’と知ることができるまで祈りを持って待ち望むこと、すべては神からいただくこと、神の知恵とみこころを優先するということが大切であり、それが「神を待ち望む」ことであると語っていただきました。
昼食会に続く感謝会では、ご夫妻と有志の教会員による「破れ口に立つ」の賛美に耳を傾け、レトロなかき氷機でのかき氷をいただき、真夏の午後に祝されたひとときを持ちました。
北海道北広島市の北広島チャペルで約25年間牧会を続けていらっしゃる木村恵一師をお迎えしました。
宣教メッセージは「我苦しむ者 貧しき者なれば」。
私たちは誰しもが心穏やかに生きていきたいと願っています。しかし日常は違います。木村師は「苦しみのあるところには恵みが満ち溢れている。そしてそれが賛美へと変わっていく」、そして「私たちはこの世のものではないのです。苦しみや悲しみは決して不幸でもマイナスでもありません」「悩む者であっていい、主に求め、祈った時が恵みであり、その時すでに成就されているのです」と力強いメッセージをいただきました。
礼拝に続く昼食後の懇談会では、木村師の異色の経歴(若い頃の右翼活動のエピソード)に興味津々。献身に至るまでの主の導きとみわざの不思議を味わったひとときでした。
聖霊の特別な御業が始まって復活の主を頭とする教会がエルサレムに誕生した日を記念するペンテコステ(五旬節)記念礼拝。
センド国際宣教団の宣教師として来日され、日本の諸教会の要請に応え、福音の奉仕を長年続けてくださっているリーズナー先生をお迎えしました。宣教メッセージは「わたしたちは どうしたら良いでしょうか?」(使徒の働き2:22-24,32-39)
救い主であるイエスキリストを、人々は十字架につけて殺してしまいました。わたしたちはどうしたらいいのでしょうか。その問いの答えは、悔い改めること、信じること、洗礼を受けること。神から離れた生き方、自分のための生き方を止め、神のもとに立ち返ることです。神はその賜物として聖霊を授け私たちを変えてくださいます。静かにしかし力強く。私たちがどうしたらいいか迷ったとき、イエスが寄り添い続けてくださり、私たちを成長させてくださいます。感謝。
グリーフサポーターのリーズナー智恵子さんを講師にお迎えして、4回目となるグリーフケアの集いを開きました。
「グリーフ」とは、深い悲しみ、悲嘆や苦悩を示す言葉です。過去のこの集いでは、コラージュの作成を通して、無意識に抱えている自らの心の状態に気づいたり、アロマを使ってのハンドオイルトリートメントを2人一組で体験し日頃の疲れを癒したりしました。
そして今回は、「もしバナゲーム」を通して、人生の最期にどう在りたいか、という話題にグループに分かれて取り組みました。ふだん避けがちな話題ですが、このゲームを通して、友人や家族に私たちの願いを伝え理解してもらうことは大切であり、その良いきっかけ作りとなることを体験できました。
講座の終盤には参加者のみなさんに穏やかな笑顔が戻り、前を向いて歩み出せる力をいただきました。