【わたしの名を呼び求めているわたしの民がみずからへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求め、その悪い道から立ち返るなら、わたしが親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地をいやそう】 第二歴代誌7:14
人生においてビジョンを持つことはとても大切なことです。しかし、私たちの願望は時として利己的になってしまったり、実現できないと諦めてしまったりすることもあると思います。
自分の思いではなく神様の思いによって生かされる。神様のビジョン、願いはなんだろうかと聖書から受け止め、人生を歩んだ信仰の先駆者によって歴史は大きく動いてきました。
わたしたちのビジョンは岡山、また日本のリバイバルです。そして世界へと遣わされていくことです。リバイバルとは復興とか再興、蘇り、再燃という意味がありますが、神様と私たちとの関係が回復していくこと、霊的救いがすさまじい勢いで地域に訪れることが歴史上何度も世界各地で起っています。
そして現代においてもその流れは続いています。そして真のリバイバルとは人々が救われていくことで教会が急成長していくということだけではありません。町を形成する人々がイエス・キリストの恵みによって救われ、聖霊の力に依り頼んで歩んでいく時に地域に大きな変革が起こります。犯罪は減少していき、農業や産業は祝福されます。そしてみことばにあるようにその地が癒されていきます。
事実としてグァテマラのアルモロンガという人口2万人ほどの町は刑務所が4あったものが閉鎖され、36あった酒場は3軒に減少しました。作物が祝福されて非常に大きく味の濃密な野菜や果物がとれるようになりました。そして収穫量ははんと1000倍になり輸出をするようになった結果、地域経済は昔とは比較にならないほど潤ったのです!
この背景には元々このアルモロンガには死神を礼拝する偶像礼拝があり、自殺者や犯罪、アルコール中毒で苦しむ方も多い貧しい町でした。しかし宣教師がこの地に入り、祈り、主に仕える中で人々がアルコール中毒から解放され、麻薬中毒からも解放され、心身共に癒しが起っていったのです。そして人々の中に深い悔い改めと共にリバイバルが起りました。人口の90%のかたがクリスチャンとなったのです!
人を癒すことが神様にはおできになるように私たちが主の前に悔い改めていく時にその地も神様は癒し、祝福することがおできになります。人にはできないことでも神様には出来るのです。なぜアルモロンガでこのような素晴らしい収穫物がとれるようになったのかアメリカから研究者が来て調べたそうですが土地が特別になにか調べることが出来るデータで違うのかというとデータ上の違いは見られなかったそうです。人には分からない、図り知ることが出来ない神様からの祝福がそこにはあります。
現代において、科学や技術が進歩する中で問題が分かっていてもどうすることも出来ない無力感を感じていないでしょうか?
日本においても線状降水帯という用語が近年使われるようになり、毎年豪雨による被害が起っています。データ上はこのようなことはさらに起る。もっと起きるようになるというのが現在の正しい情報です。海水温が1度上がると雲が70%増加し、雨量は1.1倍になり、その結果水害は2倍になるという研究結果をお聞きしました。
そのような今までの常識、当たり前が通用しない時代に実際突入している中で、神様に立ち返り、悔い改めていくことは私たちひとりひとりが天国にいくことが出来る。救いを受け取るということに留まらず、私たちの土地、街、国にまで祝福を流し出す源泉となり得るのです。
世界で起っているそんな素晴らしい神様の御業を知るだけでなく、見るだけでなく、共に体験していきたいと心から願っています。
神様の前に共に謙り、悔い改め、主の奇蹟と癒しを信じて祈り、それぞれのおかれているところ、遣わされているところに神様の祝福を流し出していきましょう!