こどもの頃、クリスマスで一番、楽しみにしていたのは、クリスマスケーキとクリスマスプレゼントでした。実は、クリスマスこそ、神様が私たちに大切なプレゼントを与えてくださった日なのです。クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う日ですが、イエス・キリストの誕生をなぜ、世界中で祝うのでしょうか。イエス・キリストは神の子でしたが、私たちの罪の問題を解決するために人として生まれてくださったのです。すべての人は神の前に罪を犯し、天の御国(天国)に入ることが出来なくなってしまいました。この罪の問題を解決するには、罪のない者が人の罪を背負い、身代わりに刑罰を受ける(死ぬ)以外に解決の道はありませんでした。罪のない者とは、神以外存在しません。しかし、神は死ぬことが出来ません。それゆえ、イエスは神でありながら人と同じ肉体を持つ必要がありました。そこで神は、そのひとり子イエス・キリスト処女のマリヤから誕生させたのです。また、イエス・キリストは私たちの罪を背負って十字架に付けられて殺されましたが、神の子ゆえに死より三日目に復活して、天に昇って行かれました。これを「処女降誕と復活」と呼びます。この二つのことは人間の知恵では理解できないことです。ただ、私たちの罪の問題を解決するためには、ほかの方法はありません。他の神々、宗教でもこの罪の問題を解決した神々はいません。すべての人は死を避けることはできません。死は、終わりではなく、終わりの日に神の前に立ち裁きを受けることが定められています。罪ある者は自分の罪のゆえに裁きを受け、イエス・キリストによって罪赦された者は天の御国で永遠に神と共に生きると聖書は約束しています。そう考えると、私たちに一番必要なものは、神と共に生きる永遠のいのち(天国での暮らし)ではないでしょうか。そのために、イエス・キリストは神の姿を捨てて、人として生まれ、十字架の上で、私たちの罪の身代わりとして死なれたのです。それは、私たちの罪の問題を解決し、私たちを天国に招くためでした。それゆえ、神は、イエス・キリストを人として、この地上に誕生させてくださったのです。イエス・キリストこそ、神様が私たちに与えてくださった最初のクリスマスプレゼントなのです。私たちの教会では、12月18日(日)午後2時より子どもクリスマス会(20名まで予約が必要)。12月24日(土)午後7時より、クリスマスイブ礼拝キャンドルサービス。12月25日(日)午前10時30分より、クリスマス礼拝を行います。どちらの集まりも無料でどなたでも参加できます。ぜひご出席ください。