読書の秋におすすめの本を一冊

夏が去り、秋の気配を感じるようになりました。秋は、食欲の秋、スポーツの秋、そして読書の秋です。今日は、親子で楽しめる絵本を紹介します。タイトルは「たいせつなきみ」です。この本の作者マックス・ルケードはキリスト教の牧師です。それゆえ、内容はキリスト教をベースにしています。

絵本の中に登場するのは、ウイミックスという、ちっちゃな木のこびとたちです。ウイミックスたちは、朝から晩までシールをくっつけあっていました。そのシールは二種類があります。他よりも良い点があると金ぴかのお星さまシールが貼られ。見栄えの悪いところがあると、灰色のだめじるしシールが貼られました。主人公のパンチネロは、なにもできないぶきっちょで、みんなから、よってたかってだめじるしのシールをつけられる、だめじるしだらけのウイミックス。そんなパンチネロは、ある日、お星さまシールも、だめじるしシールも付いていない、ルシアという少女に出会いました。パンチネロはルシアに教えられて、彫刻家のエリの家をたずねました。エリはウイミックスの創作者(創り主)で神様を表しています。エリに会ったパンチネロは、自分のような不器用で、だめじるしだらけの自分を創作者のエリが愛していることを知ります。彫刻家のエリは、なぜ、だめじるしばかりのパンチネロを愛してると伝えたのでしょうか。それは、彼自身がウイミックスのこびとたちを作った創作者だからです。

私たちは偶然に生まれた者ではありません。神が私たちにいのちを与えてくださいました。それゆえ、神は私たちの創り主で、私たちを愛していると聖書に記されています。エリと出会ったパンチネロはどうなったでしょうか。続きはどうぞ、ご自分でお読みください。教会には「たいせつなきみ」「ほんとうにたいせつなもの」「きみはきみらしく」の三冊の本を備えております。興味のある方は、ぜひ教会にお越しください。無料で本の貸し出しをいたします。