2018年12月16日 主日礼拝メッセージ

「失われた人を捜し、救うために来たキリスト」 マルコの福音書 19章1~10節 金田洋介牧師

今年のアドベントは、主イエスがお生まれ下さった目的を四福音書から学んでいます。本日のテキストには取税人ザアカイが登場します。

ザアカイは周囲から「罪人」と呼ばれるような人生を歩んできましたが、イエスと出会ったことによって、人生が180度変わります。彼は自分の財産の半分を貧民に施すことと、不正な取り立てに対しては四倍にして返すことをイエスに約束したのです。彼は「自分さえ良ければいい」という自己中心の生き方を止め、人のために与え尽くす道、そして、これまでうやむやにしてきた罪を素直に認め、悔い改め(方向転換)たのです。

イエスは「…人の子は、失われた者を捜して救うために来たのです。」と言われました。愛なる神は、取税人ザアカイと同じように、罪に支配されている人を捜し出して救うために、救い主イエスをこの地上に遣わしてくださったのです。イエス誕生の目的は、神を信じないで生きている人、自分が罪人であることに気づかない人、認めない人を救うために来てくださったのです。

この「失われた者」とは、ザアカイに限らず彼のように主なる神を無視し、他者も顧みないで「自分さえよければいい」と自己中心に生きている全ての人を指しています。そして、それはクリスチャンであっても例外ではありません。たとえば、御言葉が心に示されていながら、それを無視して従わず、自分の思いのままに生きているとしたら、神と共に生きているとは言えません。それは、神の許から失われた状態と言えます。ですから、自らの信仰生活を日々顧みる必要があると思うのです。ザアカイの人生に起った素晴らしい御業が、私たちの人生の上に成されるように、御言葉に心から応答しましょう。

救い主イエスは、神の許から失われたあなたや、あなたの周りにいる家族や友人を救うために、お生まれくださいました。クリスマスは、あなたの救い主の誕生を祝う日です。2018年のクリスマスを心からお祝いしようではありませんか。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。今週のお花は、ドラセナ、デルフィニュウム、アルストロメリア、トルコキキョウです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、炊き込みご飯、ウインナー、味噌汁、お土産の鳩サブレ―もありました。
この日は午後からキッズクリスマスのイベントがあったため、片づけやすくパックランチでした。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。
初めての方も無料です。