2019年4月7日 主日礼拝メッセージ

「主イエスが結ばれた新しい契約」 マタイの福音書26章26~30節 金田洋介牧師

聖書箇所はイエスと弟子たちの最後の晩餐の場面です。この最後の晩餐の出来事は過去の話ではなく、今を生きる私たち一人一人に関わる事なのです。

イエスは一つのパンを割き、弟子たちに分け与えて言われました。「取って食べなさい。これは私のからだです。」割かれたパンは、一人一人のために死なれるイエスのからだを表していました。 このパンに譬えられたイエスの体は、この後十字架に両手両足を太い釘で打ちつけられることになります。

次にイエスは、ぶどう酒の入った杯を一つ取り、言われました。「これは多くの人のために、罪の赦しのために流される、わたしの契約の血です」。杯に注がれたぶどう酒は、全人類の罪の身代わりのために、イエスが十字架の上で流される血を表していました。さらにイエスの血は、新しい契約を意味しています。その契約とは、イエスとあなたとの間に結ばれる契約です。聖書は、人は生まれながらに罪人であり、罪がもたらす結末は死と永遠の滅びであること、そして、罪は血を流すことなしに(ヘブル9章22節)、すなわち、命を犠牲にしない限り許されないと語っています。イエスが来られるまでは、動物の血(命)をもって罪を贖いました。しかし、イエスが結んでくださった新しい契約は、神の御子イエスご自身の血を、命を持って結ばれた契約です。このイエスの血(命)による契約を信じ、「イエスが十字架の上で流された血は、私の罪の身代わりです」と告白する全ての人に、神は罪の完全な赦しと救いを与えてくださるのです。

最後にイエスは、ご自身が十字架の死から復活され、天に昇られるが、再び地上に降りて来られること、そして、神の国で共に食卓に着く日が来ることを教えられました。この約束はイエスを信じる全ての人に与えられている約束です。今日、教会において聖餐式が行われているのは、イエスと共に御国の食卓に着くその日まで、私達の罪の身代わりとして十字架の上で裂かれたイエスの体、流された血を決して忘れないため、記念するためなのです。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、おおしまさくら、トルコキキョウ、アルストロメリアです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、五色どんぶり、そうめん汁です。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。