2019年7月28日 主日礼拝メッセージ

「パウロの祈り」 エペソ人への手紙3章14~19節   金田洋介牧師

これまでパウロは、ユダヤ人も異邦人も一つの「神の家族」とされたことを手紙で説き明かしてきました。パウロは「神の家族」を生み出してくださった神を「父」としてあがめ、その父なる神の前にひざまずいて祈る(15節)と言っています。

Ⅰ.内なる人が強められるように

パウロは御霊によって内なる人が強められるよう祈っています(15節)。イエスを救い主と信じた人は、自己中心とこの世の価値観に従っていた者から、イエスと共に生きる新しい命、神の御言葉に基づく価値観を持つ者とされました。この祈りは、クリスチャンとなった人々が過去の虚しい生き方に戻らないよう、御霊の力によって日々守られ、強められるようにとの祈りなのです。

Ⅱ.キリストが心のうちに住んでくださるように

次にパウロは「あなた方の心のうちにキリストを住まわせてくださいますように。」(17節)と祈っています。イエスを信じ受け入れた人はみな、自分という家にイエスをお迎えしたようなものです。そしてイエスは、「決してあなたを離れずあなたを捨てない」と約束しておられるように、あなたの人生を共に歩んで下さるのです。この「住む」という言葉は、「定住する」という意味です。つまり、パウロの祈りは「あなたがたの心の内に住んで下さったイエスを、どこかの部屋に追いやるのではなく、あなたの家の中心(心の真ん中)に定住していただき、あなたの主人になって下さるように」という祈りなのです。

Ⅲ.キリストの愛を理解することができるように

最後に、パウロは「キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さ…を知ることができるように(18~19節)」と祈っています。イエスの愛は、どんな人にも与えられ( 広さ)、永遠にまで至り(長さ)、卑しい私たちを神の御許に引き上げ(高さ)、罪による死と滅びという絶望の淵の深みにまで届く(深さ)、人知を遥かに超えた愛です。このキリストの愛は、神の家族とされた聖徒たち一人一人の愛の関係の中に現れるのです。

このパウロの祈りを私たちの日々の祈りとしてささげましょう。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、レッドジンジャー、ゆり、八重ひまわり、アレカヤシです。

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。
今週のメニューは、豚汁、かぼちゃサラダ、ごはん、スイカ、かぼちゃケーキ、お土産のお菓子もありました。たまにこんな豪華メニューが出ます!(^^)!。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。