2020年6月21日 主日礼拝メッセージ

「生きておられる神への信頼~一握りの粉とわずかな油~」列王記第一 17章8~16節 金田洋介牧師

 神の言葉に従い、ケリテ川のほとりに身を寄せていたエリヤ。川の水を飲み、朝夕にカラスが運んで来るパンと肉を食べて生きながらえていましたが、とうとう川も干上がってしまいました。すると、神は再びエリヤに語られ、今度はツァレファテにいるやもめによってエリヤを養うというのです。目の前のことばかりに心奪われやすく、明日を思い煩いやすい私たちに、神が常に先手を打ち、最善の道を備えて下さるお方であることを教えておられます。

エリヤが町の門に着くと、「ちょうどそこに」一人のやもめが、薪を拾っていました(10節)。彼女が神が備えられた女性であることを確信したエリヤは、彼女とその息子が絶望的な状況であることを聞きつつも(12節)、自分のためにパンを焼いて持ってくるよう求めました。そうするなら、「神が再び雨を降らせるその日まで、神が彼女と息子を養ってくださる」というのです。彼女にとって大きなチャレンジでしたが、エリヤに言われた通りに行うと、告げられた神の言葉通り、かめの粉は尽きず、壺の油は絶えない(16節)という神の奇跡を体験したのです。

時に、私たちは生きておられる神への信頼を試されることがあります。「あなたはわたしを信頼するか」と挑戦的に迫られるのです。やもめの状況は人間的には絶望的でした。しかし神は、やもめが持つ一握りの粉とわずかな油に目を留められ、それらを祝福の源とされました。彼女がエリヤを通して与えられた神の約束を信じて従ったことによる信仰と、神への信頼の結果でした。

私たちの神への信仰、信頼は、吹けばすぐに飛んでしまうような小さいものかもしれません。しかし神は、あなたが「わずかしかない」と思っている、その信仰に目を留め、「わたしのところに持って来なさい」つまり、「わたしを信頼しなさい」と迫っておられるのです。生きておられる神に信頼する時はいつでしょうか。今がその時です!『わたしを呼べ。そうすれば、わたしはあなたに答え、あなたが知らない理解を超えた大いなることを、あなたに告げよう。』

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、夏はぜ、菊、トルコキキョウ、あじさいです。

ある方からいただいたのですが、教会でメダカを飼うことになりました。
たくさんいただいたので、教会員のほしい人にも分けてもらいました。
玄関横の軒下に置いています。下の段はカルキ抜き中の水です。お世話は金田先生ご一家がしてくださっています。

この品種は楊貴妃(ようきひ)というそうで、オレンジのきれいな色です。

 

このシルバーのメダカ、珍しいでしょう?幹之(みゆき)という品種だそうです。とってもきれいです。

教会に来てから、メダカの赤ちゃんが産まれました。(ただしくは、卵から孵化ですが…)
ちっちゃい赤ちゃんメダカ、みえますか?別水槽に入れて育てています。