2020年7月5日 主日礼拝メッセージ

「この世に生きる信仰者~エリヤとオバデヤ」列王記第一 18章1節~15節

 この世に生きる信仰者の姿を、預言者エリヤと宮廷長官オバデヤの二人から学んで参りましょう。

Ⅰ.この世に生きる信仰者は、神の御言葉に押し出されて生きる者

雨が降らなくなって三年目、いよいよ神の時が来ました。エリヤはアハブ王に会いに出かけます。神は全てを備えた上でエリヤを押し出されたのです。神はエリヤと同じ様に私たちにも「行け」「信じよ」「喜べ」「悔い改めよ」「伝えよ」と押し出されることがあります。それは、神が私たちに見せたいことや気付かせたいこと、伝えたい真理があるからです。神は全てを備えた上で、御言葉によってあなたを押し出されお方です。神を信じ信頼して、神の御言葉に従いましょう。

Ⅱ.この世に生きる信仰者は、神を畏れつつ世に仕える者

道すがら、エリヤは宮廷長官オバデヤに会います。彼は神を畏れ敬う人で、主の預言者100人をイゼベルの手から救い出した人物です。彼のような人が国の要職に就いていたのです。この世に生きる信仰者である私たち。時に、理不尽な扱いを受けたり、神の国の価値観から遠く離れた愛のない世界に息苦しさを感じ、疲れ果てることがあります。しかし、オバデヤを遣わされた神は、私たちをも遣わされたことを覚え、神を畏れながら忠実に仕える者でありたいのです。

Ⅲ.この世に生きる信仰者は、神が言われたことは必ず成ると信じる者
 エリヤは王に謁見する仲介をオバデヤに依頼しますが、アハブ王の恐ろしさをよく知っているオバデヤは躊躇します。エリヤはアハブ王に会うことは神ご自身が言われたことであるから、「私は必ず、今日、アハブの前に出ます」と宣言しました。オバデヤは、エリヤに告げられた神の御言葉を信じ、従って行ったのです。

あなたをこの世に生きる信仰者として選び、この世に遣わされた神は、常にあなたを守り、あなたのために戦って下さいます(申命記20:1~4)。この世に生きる信仰者の一人として、立って行こうではありませんか。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、ユキヤナギ、グラジオラス、オリエンタルユリ、グロリオーサ、トルコキキョウです。