「救い主イエスの誕生」イザヤ書7章14節,マタイの福音書1章23節 金田洋介牧師
クリスマスおめでとうございます。救い主イエスの誕生をお祝いしましょう。
Ⅰ.その名はインマヌエル~神、我らと共に~
イザヤは救い主誕生の預言を、イエス誕生の700年以上も前に預言していました。『見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。』と。インマヌエル(神、我らと共にいます)と呼ばれる救い主は、その名が意味しているように、常に私たちと共におられるお方なのです。
今年は未だかつて経験したことのないウイルスに世界中が翻弄され、また、自然災害によって多くの被害がもたらされました。その上、私たちの身近に起こる様々な問題にも悩まされました。それこそ、「神が共におられる」という信仰を揺るがす程の痛みや困難を経験したことでしょう。しかし救い主は、悩み苦しみが人々を襲い、罪の闇が世界を覆っている、そのただ中に誕生されたのです。インマヌエルであられる救い主を深く思うことのできるクリスマスとなりますように。
Ⅱ.その名はイエス~我らの救い主~
『「…その名をイエスとつけなさい。この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです。」』ヨセフの夢に現れた御使いは、聖霊によってマリアから生まれるイエス(主は救うの意)は、その名が意味しているように「人々を罪から救う」と神のご計画を告げました。そしてイエスは、十字架の死と復活によって救いを完成して下さったのです。このイエスを信じる者は誰でも、罪の死と永遠の滅びから救われるばかりか、『…万物をご自分に従わせることさえできる御力によって…』(ピリピ3:21)復活のからだに与ることができると聖書は語っています。
これまで何度も語ってきたことですが、私たちの力ではどうすることもできない、罪と死の問題を解決して下さったばかりか、永遠に生きる命と復活の体をも与えることができる程のお方が、私たちの現実に立ちはだかる問題を解決してくださらないはずがあるでしょうか。「我らの救い主、その名はイエス!」この方以外には救いはありません(使徒4:12)。我らの救い主イエスの誕生を喜びましょう。そして、その御力を体験させていただこうではありませんか。