2023年1月29日 主日礼拝メッセージ

「キリストに結ばれて歩みなさい」コロサイ人への手紙2章6~7節  金田洋介牧師 

あなたがたは主キリスト・イエスを受け入れたのですから、(※)キリストにあって歩みなさい。(※)新共同訳…キリストに結ばれて歩みなさい。今週の中心聖句です。新共同訳では「キリストに結ばれて歩みなさい」とあります。これはキリストに結ばれていることを自覚して生活しなさいということだと私自身教えられています。イエス様を信じた時からイエス様に結び合わされ、離れないものとされているのです。では、イエス様に結び合わされているとはどういうことなのでしょうか。

・キリストと共に生活する

エペソ3:17に「あなたがたの心のうちにキリストを住まわせてくださいますように。」とあります。イエス様を信じ受け入れた人はみな、自分という家にイエスをお迎えしたようなものだと言えます。特にこの「住む」という言葉は、「定住する」という意味があります。つまり、あなたがたの心の内に住んで下さったイエス様を、どこかの部屋に追いやるのではなく、あなたの家の中心、つまり心の真ん中に定住していただき、あなたの主人になって下さるようにしなさいということなのです。イエス様に結び合わされているとはそういうことなのです。

・キリストの愛に結ばれて生活する

次もエペソから。3:18~19に「キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さを…知ることができるように」とあります。イエス様の愛は、どんな人にも与えられ(広さ)、永遠にまで至り(長さ)、卑しい私たちを神様の御許に引き上げ(高さ)、罪による死と滅びという絶望の淵の深みにまで届く(深さ)、偉大な愛だと教えています。このキリストの愛は、神の家族とされた聖徒たち一人一人の愛の関係の中に現れます(愛を体験できます)。どうか、あなたがキリストの愛に結ばれ(愛を体験して)、あなたの実生活の中にキリストの愛が現れますようにと祈ります。

・キリストの教え(御言葉)に結ばれて生活する

最後に、キリストの教え(御言葉)に結ばれて生活するということです。それは、キリストの教え、御言葉を実行することです。聖書には「聞いて行う者となりなさい」と教えています。ただ聴くだけで終わらせないで、実行していくのです。その先に待っているのは、溢れる感謝です。キリストの言葉を信じ従った時(実行した時)、感謝せずにはいられなくなる」という未来が待っているのです。

私たちはすでにキリストに結ばれています。それを自覚することが第一歩です。あなたがキリストと結ばれた者として歩んで行くなら、キリストと結ばれたあなたを通して、あなたの周囲にいる人たちがキリストの愛を知り、キリストの御言葉の正しさと力を知るでしょう。そして、最後にはその人自身もキリストに結ばれてゆく、そう信じ、確信しています。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が活けられています。
今週のお花は、モンステラ、ユリ、ガーベラ、スターチスです。