2018年8月5日 主日礼拝メッセージ

「あなたは私の同労者」 使徒行伝18章1節~5節 金田洋介牧師

アクラとプリスキラ夫婦の信仰姿勢から学びましょう。

まず、彼らは伝道者パウロを命懸けで支えました。アクラは、アテネでの伝道が失敗に終わり、ひどく怯え、弱り果てていたパウロを家に迎え入れると、パウロと共に天幕作りに汗を流します。元気を取り戻したパウロは、安息日にイエスの福音を宣べ伝えるようになりました。やがて、シラスとテモテとの合流を機に本格的に宣教に専念します。アクラ夫妻はパウロが宣教に専念できるように、全面的にサポートしました。その結果、パウロはコリントで1年半の間、宣教に専念することができたのです。アクラ夫妻は、陰でパウロを支えることによって、共に宣教の使命を担いました。しかし、 宣教の使命を担うということは、喜びと共に苦しみも味わうということです。事実、アクラ夫妻は「命の危険を顧みず、わたしの命を守った」とパウロが告白しているように、命の危機に晒されます。それでも彼らは、忠実に主の働き人を支え、仕えたのです。

次に、彼らは学んだことを活かし用いました。アクラたちがエペソにいた時、アポロという雄弁家の人物に出会います。ところが、アポロがヨハネのバプテスマしか知らないということを聞いたアクラ夫妻は、彼を家に招き入れ、詳しく神の道を説き聞かせ(26節)ました。するとアポロは、これまでよりもさらに大胆に福音を語ることができるようになったのです。アクラ夫妻はパウロから学んだ霊的教育を十分に活かし用いたのです。

パウロは、アクラ夫妻を同労者と呼びました。私たちもアクラたちのような信仰者でありたいと願いますが、現実は簡単ではありません。同労者と呼ばれるに値しないとさえ思ってしまいます。しかし、たとえ私たちが、アクラたちの様にできなかったとしても、たった一度でも「主のために」とした働きをイエスは喜ばれ、その故に「あなたは私の同労者」と呼んでくださるのです。

熊本真愛教会では、毎週講壇にお花が生けられています。今週のお花は、パンパスグラス、テッポウユリ、りんどう、あじさい(ミナヅキ)です!

礼拝の後、ほぼ毎週愛さん会(美味しく、楽しいランチタイム)があります。今週のメニューは、丸天うどん、ゴーヤとベーコンの苦くないサラダです。
料金は大人250円、中学生200円、小学生150円、小学生未満は無料です。初めての方も無料です。